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(日々)マニラ、高円寺、ソウルからホーチミンへ/医師もまた海外に住む日本人である/急にホロスコープを読む

2023/2/6 マニラ、高円寺、ソウルからホーチミンへ

偶然なことに、ホーチミンには3人のかなり近しい知り合いが、先に住んでいた。

1人はマニラでの小学校時代、家が近所でスクールバスも一緒、週何回も家を行き来してプレステやらNintendo64をやっていた友人。

もう2人は大学時代のアフリカ・ゼミの同期と、一つ下の後輩。仲の良いゼミ、仲の良い2学年だったので、かなり近い。

同期はタンザニアと南アフリカに一緒に行ったし、卒業後もSalmonsというユニットを組んで写真展をして、一時は毎週深夜までその準備をしていた。家も高円寺の徒歩5分圏内の近所で、人生で一番よく会っている友人の1人だと思う。

後輩とは、卒業後しばらく経ったころ、久しぶりに集合したゼミの同期女子での韓国旅行中に、ソウルの宮廷で偶然遭遇した、なんだかご縁がある人だ。海外で、しかもこのメンバーのときに!?と、みんなで驚いた。

日本人が多い街とはいえ、ここまで近しい人たちがいるなんて。嬉しいラッキーすぎる。

そして、マニラ、高円寺、ソウルと、なんだかどこかホーチミンに近い雰囲気のある(と私は思う)街とご縁があるのも、面白い。

先日、高円寺の友人とホーチミンのカフェの外席でお茶をしながら、あまりに自然すぎて、「あ、ここ高円寺じゃなかった」と思った。

ホーチミンのカフェや麺屋の外席の椅子の低さと雑多さは、高円寺の焼鳥屋の外席のビールケースを裏返した椅子に、なんだか近い。


2023/2/7 医師もまた海外に住む日本人である

ケガしたところから、また血がでてきた。痛い気もする。ネット検索していたら感染症が心配になり、クリニックへ。

なんとこの街は、日本人のお医者さんがいるクリニックがいくつもある。受付の方も日本人で、海外保険の対応もスムーズ。最高。

お医者さんは、シャツにズボンの会社員ぽいスタイルだった。ベトナム人のお医者さんは、お医者さんファッションだったので、なにか理由があるのかもしれない。

結果は、問題なし。傷口に異物がはいっている、傷が大きかったり深い、すぐ洗えなかった、化膿してきたなどなければ、日本と変わらない対応でよいらしい(水洗いは浄水した水がベターだというのだけ、ホーチミン・ワンポイント)。
今回も多少傷は深いけど、化膿もなく、血も生活で擦れてしまっているからっぽいので、問題ないということ。

大げさに心配して煩わせてしまったかなと思ったけれど、そういう心配性日本人も多いのか、先生が優しい方なのか、患者さんが少ないからなのか、優しく対応してもらえてほっとする。ベーシックな対応を知れて、今後も安心だ。

「この街の歩道のつくり、滑りますよね〜。バイクがあがりやすいように、あぁなってるのかわかりませんせけど。私も毎朝、あのバイク優先に辟易しながら歩いてますよ」

転んだ私の不満の気持ちを、声にしてもらえて、そのあたりも癒された。

日本人が多いとはいえ、ベトナムという国に住む外国人という、ちょっとしたマイノリティ同士。
日本にいたときのお医者さんより、なんだか近く感じた(実際、日本人会などで今後会う可能性も、なきにしもあらずだし)。

2023/2/8 急にホロスコープを読む

コロナの在宅生活で聞いていた「生き方のセンスの磨き方」という Podcast。
そのプレゼンターの1人、yujiさんというホロスコープを読む(「星読み」というらしい)人のブログnoteを去年からなんとなく読んでいた。

こういうジャンルの発信にはどこか苦手意識があったのだけど、元々イタリアのデザイン会社に勤めたりしていた人だからか、ロジカルさもありつつ、からっと肩の力が抜けているかんじで、読みやすかった。

このブログに沿えば、自分で自分のホロスコープもある程度読めるようになっている。
いつかやってみたいなと思いつつも、なかなか時間をとれずにいた。

そういえば、今は時間あるなと気づいたのが、今日のことだ。自分と夫のホロスコープを読んでみることにした。

いわゆる「星座占い」は、たくさんある星のほんの一部だということがわかる。数ある星の位置を一つひとつ読み解いて俯瞰すると、その人のキャラクターや可能性が見えてくる。

12のハウス、12の星座、20の天体、天体同士の角度…組み合わせは無限大だ。
iPadで各人の星読みまとめを手描きでつくる。

気づいたら、3時間経っていた。
ベトナムに来てはじめに夢中になったことが、ホロスコープとは。

ベトナムはタイに継ぐ占い大国と言われている。夫は赴任してすぐ、同僚の女性から、占ってあげると生年月日と生まれて時間を聞かれたという。
郊外のお寺には、本気の占いもあるらしい。

「アフリカの医療と呪術」というテーマで、卒論を書いていた10年以上前。2週間だけの滞在だったタンザニアでは、村の呪術師を訪れることはできなかった。

1年以上住む。見た目や文化が、タンザニアよりは近い。呪術よりはきっとカジュアル。

ということで、当時、タンザニアに一緒に行った在ホーチミンのゼミ同期と、村の占いに行ってみようと話している。

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