AgriTech②

日本におけるAgriTech(スマート農業)

どうも、3日坊主にならないように毎日少しずつでも更新していければと思います。(若干心折れ気味…?)

今日は、AgriTechについて日本政府がどのような取組みをしているか、事業概要をサクッとまとめてみました。

そもそも、農林水産省HP等では、AgriTechではなく、「スマート農業」という言葉が用いられていることを知らない人もちらほら…

農林水産省の取組みはざっくりまとめると下記のようなものになっています。
(農林水産省https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/attach/pdf/index-83.pdf)

①スマート農業総合推進対策事業

内容:スマート農業を総合的に推進するため、先端技術の現場への導入・実証や、地域での戦略づくり、科学的データに基づく土づくり、教育の推進、農業データ連携基盤(WAGRI)の活用促進のための環境整備等の取組を支援

②スマート農業技術の開発・実証プロジェクト

内容:ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」を現場に導入・実証し経営効果を明らかにするとともに、スマート農業の最適な技術体系を検討し、情報提供を行うこと等により、スマート農業の社会実装を加速化

③強い農業・担い手づくり総合支援交付金

内容:
(1)先進的農業経営確立支援
→経営の高度化に必要な農業用機械・施設の導入を支援

補助率→融資残額(事業費の3/10以内)等
上限額→個人1000万円 法人1500万円等

(2)地域担い手育成支援タイプ
→農業者の経営基盤の確立や更なる発展に向けた農業用機械・施設の導入を支援
   
補助率→融資残額(事業費の3/10以内)等
上限額→300万円等

④担い手確保・経営強化支援事業

内容:先進的な農業経営の確立に取組む担い手に対し必要な農業用機械・施設の導入を支援

補助率→1/2以内
上限額→個人1500万円 法人3000万円

⑤産地生産基盤パワーアップ事業

内容:収益力強化に計画的に取り組む産地に対し、農業者等が行う高性能な機械・施設の導入や栽培体系の転換等に係る経費等を総合的に支援します。

⑥スマート農業に対応した基盤整備

内容:
(1)自動走行農機の導入に対応した農地整備
→自動走行農機の導入・利用にむけてGNSS(衛星測位システム)基地局等の整備や農地の区画・形状の整備

(2)土地改良施設情報基盤整備推進調査
→情報通信基盤(無線基地局等)の導入により、ICTを活用した農業水利施設の操作・監視の省力化や、用排水管理の適正化

⑦協同農業普及事業交付金

内容:普及指導員による農業者への直接的な技術・経営支援を行うとともに、担い手のニーズに即した開発技術の迅速な社会実装を支援


こんな感じで、難しい言葉が並んでますけど、国もスマート農業活性化のためにいろいろな事業や支援を行っています。

次回からはもっと具体的に掘り下げていきたいなと考えています(希望的観測)。

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