見出し画像

人に期待しない考え方#18

先日clubhouseのとあるルームで、「人の気になるところ」という話題が上がった。

人の気になるところ=嫌悪感にもなりうるのだと思うが、そのケースや度合いも千差万別。

例えばあの人の言ってたことなんか癇に障るんだよなぁとか、あのときなんで挨拶しなかったんだろう、この人のこの口癖が気になる、などなど。

人から見れば、え?そんなことも?ってこともあるし、あるあるだね〜なんて共感するケースも。

話を聞きながら、この言葉が思い浮かんだ。

「相手の嫌いなところは、自分の欠点」

心理学では自己投影になるのかな、と調べるとwikipediaが教えてくれた。

投影は日常生活においてよく起こっている。
例えば、なんとなく嫌いだった人物が、実は自分の否定的な、認めたくない面を体現していたなどである。

そういえば大学生の時に勉強したなぁ。

大学の頃、なんだか苦手な子がいて、うーん、なんでだろう?と考えて自己投影を知った時、「そんなはずない!」と思ってしまった。

この相手の嫌いなところは自分の欠点、ってちょっとショックじゃないか。
だって、自分も同じような言動をしているのだと思うと、やや落ち込む、ガーン。

しかし、逆に考えれば自分の内面を見つめることができる。

自分のことってよくわからないことが多いわけで、特に無意識の癖とか言動とか人の気に触ることもしていると思う。口癖とかね。

苦手な人ができた時に、「あ、これはわたしにも似たところがあるんではなかろうか?」と自分に問いかけることができるのは、人を嫌うよりラッキーと思った方が良い時間の使い方かもしれない。

ちなみにわたしが、「なんだかちょっと気になるなぁ、モヤモヤするなぁ」という時に使う考え方は、「人に期待しない」ということだ。

やや突き放したような冷たい物言いではあるが、「きっとああ言ってくれるだろう」「感謝されるだろう」「挨拶するだろう」「こうしてくれるだろう」という考えを一切捨てる。

例えば、「わたしなら礼儀としてありがとうって言うけれど、あの人は言わないのね」

と思っていると、感謝をされなかった時にモヤモヤするはず。

人に頼まれたわけでもなく自分から行動を起こす時には、相手側からアクションがあるとは思わずに行動する。

少しでもなにか期待していると、せっかく良い行いをしても自分ががっかりするだけだからだ。

感謝してほしい、相手がリアクションをしてほしいから自分が行動を起こすわけではない。
自分は自分のためにするのだ、と思って行動した方が有意義だ。

もちろんサプライズとか期待に応える場面もあるが、そうでない場合には自分の心とまずは向き合って、行動に移す必要があるかもしれない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?