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粕汁の思い出|鰤まつり6

結婚して、夫に所望されて粕汁を作った時に、当然のように鮭の切り身を使って作ったら、「あれ、カマとかアタマとか入ってないの?」と言われて、え、入れるものなん???と驚いた思い出があります。

夫の実家では、辛塩の鮭のアラを入れて作ったそうで、大きな鍋にたっぷり、毎日コトコト煮ていると、最後には骨までほろほろになる、と。
えー!? そんなに大量に作るの?

私に任せていては自分好みの粕汁を食べることができないと思ったらしい夫は、私の留守中に鍋いっぱいの粕汁を作ったのでした。

帰宅して、数日経った粕汁をいただいた私。
確かに、骨はほろほろ、汁もかなり濃厚で、見た目はイマイチながら、いろんな旨みがたっぷりのおいしい粕汁でした。
その後は、私もアラを入れて作るようにしております。

今回はブリのアラが大量にありますので、もちろん、アラたっぷりの粕汁を作りました。

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一度めはカマと中骨あたりを使って作りました。
大鍋いっぱい、4日ぐらいかけて食べました。
最後の方は、骨も結構柔らかくなっていました。

第2弾は2.5尾分のアタマをオーブンで焼いて、大根、人参などと一緒に水からコトコトと。
まだ酒粕と味噌は入れていないので、まずはそのままでいただいてみようかと思います。

皆さまのお家の粕汁は、アラは使いますか?
鮭ですか?鰤ですか?
それとも魚は入れずに豚肉とか?
もしくは野菜だけのお精進?
きっと地方やご家庭によっても、違いがあるのでしょう。
よかったら教えてくださいね。


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