白井さんは政治学者で、「いよいよ亡国の時」と言ってるのは陰謀論ではないです。政治に詳しいひとは、第二次世界大戦の敗戦処理の失敗の対米従属で、まず国家の形がこの10年で大きく変わり、金融緩和で通貨価値が棄損され、大増税もひどく、マジで亡国の危機であって、日本民族も激減してしまったことがわかっている。

今後、自分たちの子供たちが、かつてのチリのように、出稼ぎに出てなんとか糊口をしのぐことになるのではないかな、と危惧しているひとは多い。また、それも処理水放出のせいで、たいへんな民族差別に遭うかもしれない。

全然政治も社会も見えずに、「政治の話なんかしてるやつ気持ちが悪い」とか言っているのって、国が滅んでいる真っ最中に、「今後自分がどうすればいいのか、全然見えていない」ということです。まして、国を壊した張本人を保守だと信じて支持してはいけないときに支持し、声をあげる同じ日本人をさんざん弾圧してしまったこと、そのことの重さもまだよくわかっていない。

なにも見えていないゆえに、自分たちが犯した罪の大きさも見えない。

みたいな怒り、はこの10年ずっと持ってたんだけど。

怒ってても良いことがまったく無い。むしろ攻撃されるばかりで。それもよくわかっている。あの混沌にまんまと巻き込まれているのもどうかなー。どうすればこの辺のことを忘れて、楽しく生きられるのだろうか。日本っていう国に未練があるから怒っちゃうのだろうか。始まったもんはいつか終わるよね!!って思って思いきるしかないのではないか。むしろ日本、一応やんわり2000年くらい続いていた。明治維新前は小国の集まりだったけど。

「滅びている最中に忘れるなよ」って言われるだろうが、10年ももんどりうって向き合ったのだ。私は。もう十分すぎるほど向き合ったと思うんですけど。ここからは大変だろうけど、いままで向き合わなかったひとたちが向き合えばいいじゃん。腹立つことはケーキでも食って忘れよう。私は仕事しよ。あと本読もう。


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