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経済用語で「織り込む」って言葉をよく聞く。

なにか大きな出来事が予見されると、市場はそれを少し前から織り込んで動き、実際、それが始まったときにはだいたい変化は終わっていて、動きは小さい。

だから、アメリカの国債金利引き上げやQT(金融引き締め)でも何度も何度もFRBが予告を出し、調整して、市場が織り込むのを見計らって動いてきた。突然やると、市場が過剰反応して大きく動きすぎる。それが大変な金融危機になったりするから、早めに警告して市場に織り込んでもらうんだ。金利引き上げするよって言ってやらなかったり、QTやるよって言って逆に金融緩和したりもするんだけど、それは市場の織り込み具合を見て調整されている。相場はいつだって心理戦なのだ。

今回も5月からアメリカのFRBがQTするする言ってたので、株の暴落は予想されており、市場も織り込み済みで動いていた。それでも、すごい威力で振り回されるだろう。それほど金融緩和の副作用は酷い、ということだ。

今後の円の動きも、いろんな学者がいろんな予想を立てており、当たるかどうかはひとまずわからないが、自分の予想を信じて、織り込んで動いていく。それは、投資に限らない。仕事でも、生活でも、だ。

私は『織り込む』って言葉が意外と好きだ。予知とか予想とか言うと口幅ったいんだけど、当然、こうなるだろう、というシンプルな予想をもとに、将来設計を立てて動いていき、間違えたら修正を繰り返していく。私も無意識によくやっている気がする。予想を生活に織り込んでいる。

スタグフレーションもだ。

私はこの半年、PTAなどで忙しくして、あまり、指値オペと円安と、その結果のスタグフレーションを直視しないようにしようとしていた。やることはやってたし、もうあとはハラハラしながら見てたってしょうがないからだ。健康に悪い。子供の教育にも悪い。それは、スタグフレーションを織り込んで生活していた、ということだ。

ここからの半年後の経済状況を織り込んで生きたとしたら、今、私はなにをやるだろうか?8年も前から見ていたところだ。いまさらうろたえたり、動揺してもしょうがない。動揺を最小限にして、未来につなげていきたいところだ。

①とにかく健康第一

②仕事とPTAで忙しくしてる

③Webtoon勉強会開催&勉強&ジェスドロ

④家庭菜園

⑤家族だいじ

⑥防犯

ひとまず、以上。

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