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ここんとこのもやもやっていうのは、こういうのだ。

長編漫画って、調子が良い時は「自分のずっと下のほうまでひきずっていて、重い」というかんじがするんだけど、トランスジェンダリズムは、「自分のずっと上のほうまで影響されている」かんじがするんだよね。そして、そういうのがわかる人とわからない人は、どうしてもわかりあえない。

そして、わかるひとはこっちもわかるのだ。不思議と。気配のようなもので。たぶんわかるひとは相当いろんなことを読み取っている。私の漫画家の知り合いにもいる。表面に出すひともいるけど、あんまり表面に出さないひともいる。

結局、そういう人たちのそばにいることになった。

みたいな、そういうかんじだ。もやもや、というのは。

私はもう、「わからないひとたち」と関われないんだな、みたいな。不安なかんじ。

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