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あわただしい

知人が突然死して動揺している。別に親戚じゃないんだが、あいさつは頻繁にしていた近所のご高齢のご婦人だ。つい昨日挨拶をして、柿をいただいた。心筋梗塞であっというまだった。

他にも訃報がふたつぐらい続いた。死因は知らない。

数年前に亡くなった友達もだ。心不全で突然。ひとははかない。ちょっと泣いたから疲れた。

最近、なんだか変なかんじだ。11月前後から周囲が慌ただしく変化していく。私は滞っていた仕事がようやく動き始めたかんじなのだが。会社を辞めた、というひとから連絡が来たり。川の急流みたいに周囲が流れて変わっていくかんじ。

ふっと、「自滅」という言葉が浮かんでくることが多い。それをやるのは自滅では?みたいに。この急流の時代に、自滅しない、というだけでずいぶんとマシなのではないかな。

昔読んだ詩を思い出す。


急流に流されていても、あがいて溺れてはいけない。
流されていろ。
しかし水面に顔を出して、
誰が同じように顔を出して泳いでいるのかを見ろ。

つながれ。仲間を作れ。

川は流れてればいつかどこかに流れ着く。



みたいな詩だった。

あの詩がいつも、自分の根底を流れている。

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