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国際情勢が趣味で10年ぐらい有料メルマガ複数読んでるんですけど。国際情勢って今にはじまったもんでもないから、数十年追いかけてるひとたちがザラにいる。そういう、国際情勢メルマガを読んでいる人たち、というのは、基本、投資家です。国際情勢わかんないのに投資できないでしょ、という意味です。加藤陽子さんも著作に書いてましたけど、戦時中メディアが大本営発表していて機能不全っているときに、最も国際情勢に敏感になるのは投資家で、市場の動きで戦況がわかる、とされている。今もそうです。

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日本の現状軽く説明すると、第二次世界大戦に負けてA級戦犯がGHQに取り立てられて政財界に居残ったせいで、「出世するには米様に媚びるのが正解」という状況が70年続き、政財界にはもはや親米勢力がほとんど。日本は右も左も関係なく、親米が多いです。米様を客観的に見ることができる専門家が、すごくマイノリティになっている。国際情勢アナリストでいえば、伊藤貫、佐藤優、田中宇、遠藤誉、エマニュエル・トッド、ですが、反米ゆえに陰謀論者と言われがち。トッドなんかフランス最高の知性って呼ばれてるけど、同時に陰謀論者とも言われてしまうひとです。

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今、脱ドル化影響で、親米か反米かで世界が大きく二分されているときに、反米視点が政府に少ない、みたいな状況が日本政治の足を引っ張っている、という話をしていたのが動画の伊藤貫。山谷えり子の弟でワシントンDC在住の国際政治アナリスト。

https://twitter.com/sohbunshu/status/1681968961045553152?s=20

日本のマスメディアは、まず株主が欧米外資、みたいになってるので、米軍やNATO軍への批判は流れないのが普通。とはいえ、伊藤貫も言ってますが、なんかやっぱり負けてるみたいなのでー。米様が。いろいろ大きく変化していくんじゃあないかな。変化が急かゆっくりかはわからないんですけど。この流れの延長線上にある、トラ〇スジェンダ〇ズムもです。

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