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17、18歳ぐらいのときから「恋愛モノを描くのが苦手」「恋愛モノを描くのが苦手」って思ってきてそこから30年ぐらい経っているのですが、普通、恋愛モノのことばかり30年考えてる人間は珍しいし、世界標準的には得意なほうなんではないか、みたいな気になってる今。

単なる思い込みの苦手意識だったんじゃないだろうか。なんだかんだいって20年ぐらい商業で描いてるしなあー。

所詮、恋愛なんか共依存、って若い頃は思ってて、共依存は長続きなんかしないことも当時からよくわかっていた。結婚して夫婦になってもう20年くらいだけど、人間関係は距離感だ。相手を変えようとするとお互いキレる。しかし変わってもらわないと一緒にいられないこともある。共依存は自分と相手の境界線が溶けるから甘い。若い頃の恋愛はだから甘いのだ。歳をとると距離感があって特に甘くも無いけど、それが安定のコツ。相手が幸福だと私も幸福だ。胸が温かくなる。

恋愛至上主義は今でも苦手だ。恋愛は、あまたある幸福のうちのひとつであって、それが女性の人生のすべてではない。それだけの話で、さんざん苦手意識をこじらせてたのがいけなかった気もする。フェミニズム的にもいろいろあるのは知ってるが。ひとの感情の話でもあるからね。楽しいとか、嬉しいとか、悲しいとかと一緒に、好きもあるし。

とか考えながら、今日も大好きな少女時代のPV観ながらジェスドロ。ブラピンも大好き。

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