見出し画像

言い分いくつかめ

もうこの話も何年も前からしておりますが、

戦争っていうのは、プロパガンダが出ます。戦時中の大本営発表というやつです。

日本はアメリカの属国。ウクライナはアメリカの傀儡政権なので、アメリカのプロパガンダが出ます。

もちろんロシアのプロパガンダも出ます。

各国それぞれ都合の良い言い分がある。それは当然です。プロパガンダが出て当然なのです。戦争やってるんだからね。戦争やっているときに片方が真実を言っている、というのはナイーブすぎる考え方です。

で、たとえばAさんとBさんがクラスで喧嘩しており、Aさんの言い分しか聞こうとせずに最初からBさんの言い分はデマだ!陰謀論!って言っているのは、自分がAさんの仲間である、という告白にすぎないわけです。

AさんとBさんの言い分どちらが本当なのかが、わからない!

みたいな立ち位置がいわゆる中立で冷静な場所です。おわかりいただけますでしょうか。

しかし、実際にはいままでのAさんの素行とか、その後の周囲の人たちの言動とかを見ていると、なんとなくどっちの言ってることが正しそうだなあ、みたいなのは見えてくるわけですよ。

見えてきましたか?こんな話すらもデマなんですか?もう私また馬鹿馬鹿しいモードに入ってきました。あー馬鹿みたい。戦争ってこんな馬鹿っぽいのか。びっくりするほど馬鹿っぽい!!って思うのに、大量にひとが死ぬのがとてもこわい。しかし、しらじらとした気分になります。しらける。アホすぎてもう関わりたくない、という気分になってきました。

世界各国の言い分を探している識者は多い。しかし、日本語メディアでは数えるほどしかないのです。遠藤誉さんはその中のひとり。田中宇と近い見たて。政治学者の白井さんの評価も高い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?