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ただのらくがき

銀髪&長髪が描きたくて佐藤史生先生の『夢見る惑星』のイリスを描いてみたりとかしてた。ただそれだけ。note読者のかたなんかあんまり少女漫画読むかんじじゃないのですが、いにしえのSF系少女漫画。何十年前の作品だろう?我々の親世代の漫画家さんだから、団塊世代かそのちょっと下か。今ご存命ならば70代前後ぐらいか。数年前に亡くなられたけれど。

調べてたら愛蔵版が出ている。ああっまた買いそろえてしまう。何度も買っている作品のひとつだ。

イラスト7

佐藤先生は『ワン・ゼロ』も好きだ。運命に抗う物語が多く、主人公はよく「見えている」タイプで飄々としている。飄々としてるんだけど、画面は精緻かつ繊細だ。自意識が高い。作品から滲み出るようだ。

「自意識が低いタイプの作家は褒めて伸ばせ、自意識が高いタイプは叩いて伸ばせ」と竹宮恵子先生が著作に書いてらした。その言葉を思い出す。

私は物語は相当雑食で、わりとなんでも幅広く、好きだ、面白い、と思っているタチなんだけど、この辺の作家さんはなんだか別格で、美しく壊れやすい骨董品を扱うような手つきになる。そういう心持になる作品群。


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