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好きな映画をサクッと並べてみた

好きな映画の話をしよう。

小学2年生の時、テレビでビビアン・リーの『哀愁』を見た。身分の違う二人の戦時下の悲恋…、なんてものは当時の私に理解できたとは思えないが、感情移入してポロポロ泣いた。ませた子どもだった。

映画館で初めて見た洋画は『ネバーエンディングストーリー』だった。しかも字幕版。台詞の意味は字幕でしか分からないけど、英語を聞きながら見ている自分が急に大人に近づいた気がした。

ネバーエンディングストーリーを見たのがきっかけで洋画が好きになり、少ない小遣いを全額貯めては映画を見るようになった。『セントエルモスファイヤー』『第7の予言』のデミ・ムーアが、中学生の頃のアイドルだった。

母が亡くなった後、父が家庭教師をつけてくれたのだが、その先生が映画好きで、『アンタッチャブル』を一緒に見た。先生はケビン・コスナーがいいと言ったが、私はショーン・コネリーが格好いいと思い、先生とは趣味が合わなかった。

好きな映画と言って外せないのは、『ゴースト/ニューヨークの幻』。これは高校生の時、当時の彼(現在は夫)と一緒に見た映画だ。未だに私の財布には、この映画を真似て幸運のペニー硬貨が入っている。

通勤のため毎日車を運転するようになり、車に興味を持った。『60セカンズ』は名車がズラリで、そのエンジン音がたまらない。リメイクなのだと知ってオリジナル版を探したのだが、廃版になっていると分かった時は本当に残念だった。

病気で入院している間、病状が落ち着いてきて外出許可をもらえるようになると、毎日のように外出し、映画を見に行った。入院後半の頃からの約1年の間に、240本の映画を見たのが今までの最高記録だ。

その240本の中から敢えて1作品だけ選ぶなら『ロード・オブ・ザ・リング』しかない(三部作だけど)。劇場でそれぞれ3回見た。映画を見てその世界観にどっぷりはまり、原作本(指輪物語、ホビットの冒険、シルマリルの物語)もすべて読んだ。


好きな映画は書ききれないし、今も増え続けている。

逆に、もう2度と見ないぞ!と心に決めた嫌な映画もある。いつか書こう。

*書きました。嫌な映画の記事はこちら


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