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50【TechCommit井上さん】ゴールデンサークルを使ったプロジェクト管理を出来るようにするために教わったこと①フォーマットサンプルあり

こんにちは!TechCommitメンバーの友季子です♬
今回は、TechCommitで井上さんから教わったゴールデンサークル、企画の作り方がとても勉強になったので、システム開発のプロジェクトやイベントの成功に向けて、ゴールデンサークルの理論を活用する方法についてお話しします。

ゴールデンサークルを使って、プロジェクトの思考を深め、プロセスを明確にし、効果的な企画を立てる方法をお伝えします。これからのプロジェクト管理に役立ててくださいね!


1.前提:ゴールデンサークルとは?

ゴールデンサークルとは、サイモン・シネックが提唱したビジネスフレームワークで、物事を「WHY(なぜ)」「HOW(どうやって)」「WHAT(何を)」の3つのレベルで考える方法です。このアプローチを使うことで、プロジェクトの目的やプロセス、成果物を明確にし、より効果的にコミュニケーションを図ることができます。

ゴールデンサークルの3つの要素
WHY(なぜ): プロジェクトやビジネスの根本的な目的や理念
HOW(どうやって): 目的を達成するための戦略やプロセス
WHAT(何を): 実際に提供する成果物やサービス

2.ゴールデンサークル理論に基づいた思考の癖の付け方

ゴールデンサークルの理論は、「WHY(なぜ)」「HOW(どうやって)」「WHAT(何を)」の3つのレベルで物事を考えるフレームワークです。このアプローチを使うことで、目的と方法、成果をより明確にすることができます。以下のステップで思考の癖を付けてみましょう:

  1. WHYを明確にする: まずは各プロジェクトやタスクの「なぜ」を自問し、根本的な目的や理念を深く掘り下げます。これにより、プロジェクトの方向性がはっきりし、動機が強化されます。

  2. HOWを具体化する: 次に、その目的を達成するための具体的な方法やプロセスを設計します。具体的なステップや戦略を決めることで、実行可能な計画が立てやすくなります。

  3. WHATを定義する: 最後に、実際に提供する成果物やサービスを具体的に定義します。これにより、目標達成への道筋が明確になります。


3.プロセスのレビュー方法

プロセスのレビューは、プロジェクトの進行状況や品質を確保するために重要です。例えば、以下のポイントを押さえて行うと良いかもと思います。私はプロセス作成が苦手なので、レベル上げ頑張ります。

  1. 目標との整合性: プロセスが最初に定めた「WHY」に合致しているかを確認します。目的や理念と一致しているかどうかをチェックしましょう。

  2. 実行可能性: 各ステップが現実的で、必要なリソースや時間が確保されているかを評価します。リソースや時間の不足がないかを確認しましょう。

  3. 進捗の追跡: プロセスが順調に進行しているかを定期的にチェックし、必要な修正を行います。進捗状況を把握し、適切な対応を行いましょう。

  4. 成果の確認: プロセスを通じて得られた成果が「WHAT」に合致しているかを確認し、結果を評価します。期待する成果が達成されているかを確認しましょう。


4.企画の作り方フォーマットの例

以下は、イベント企画とシステム開発のそれぞれの例で使える企画作成フォーマットです。①概要②ゴールと目的③説明④期限Verのフォーマットと、TODOリストVerをシェアしますね!

①イベント企画

概要: 地域の起業家向けネットワーキングイベントを開催し、ビジネスの成長をサポートする。

  • ゴール: 地域内の起業家同士のネットワーキングを促進し、ビジネスパートナーシップを形成する。

  • 目的: 起業家が新しいビジネスチャンスを見つけ、地域経済の活性化を図る。

  • 説明: 地域の起業家やビジネスリーダーを招き、パネルディスカッションやワークショップを通じて知識や経験を共有します。参加者同士のネットワーキングの機会を提供し、ビジネスの成長を促進します。

  • 期限:

    • イベントのテーマと目的の定義: 2024年9月30日

    • 登壇者と参加者の募集: 2024年10月5日

    • 会場の手配と準備: 2024年10月10日

    • イベントの広報とプロモーション: 2024年10月15日

    • イベント当日の運営: 2024年10月20日

    • イベント後のフォローアップと評価: 2024年10月25日

②システム開発

概要: 中小企業向け業務効率化ツールの開発を通じて、業務の自動化とデータ分析を支援する。

  • ゴール: 中小企業が業務効率を向上させ、データ駆動型の意思決定を可能にするツールを提供する。

  • 目的: 業務プロセスの自動化とデータ分析により、企業の競争力を向上させる。

  • 説明: ユーザーのニーズを徹底的に調査し、フィードバックを元に機能を設計します。アジャイル開発手法を用いて、プロトタイプの開発からユーザーテスト、最終製品のリリースまでを行います。

  • 期限:

    • ユーザーリサーチと要件定義: 2024年9月30日

    • プロトタイプの開発とユーザーテスト: 2024年10月15日

    • フィードバックを反映した製品の改善: 2024年10月25日

    • 本番環境でのリリース準備: 2024年11月2日

    • リリースとサポート: 2024年11月5日

5.ソフトウェア開発のプロセスとTODOリスト

①プロセスのセクション

  1. ユーザーリサーチと要件定義

  2. プロトタイプの開発とユーザーテスト

  3. フィードバックを反映した製品の改善

  4. 本番環境でのリリース準備

  5. リリースとサポート

②TODOリスト

  1. ユーザーリサーチと要件定義

    • TODO: ユーザーリサーチを実施し、ニーズと要件を収集する

    • 期限: 2024年9月30日

    • TODO: 要件定義書を作成し、チーム内でレビューする

    • 期限: 2024年10月5日

  2. プロトタイプの開発とユーザーテスト

    • TODO: プロトタイプの設計と開発を開始する

    • 期限: 2024年10月10日

    • TODO: ユーザーテストを実施し、フィードバックを収集する

    • 期限: 2024年10月15日

  3. フィードバックを反映した製品の改善

    • TODO: ユーザーフィードバックを分析し、改善点をリストアップする

    • 期限: 2024年10月20日

    • TODO: 改善点を実装し、再度テストを行う

    • 期限: 2024年10月25日

  4. 本番環境でのリリース準備

    • TODO: リリースノートを作成し、全体テストを実施する

    • 期限: 2024年10月30日

    • TODO: 本番環境へのデプロイ準備を整える

    • 期限: 2024年11月2日

  5. リリースとサポート

    • TODO: ソフトウェアを本番環境にリリースする

    • 期限: 2024年11月5日

    • TODO: リリース後のサポート体制を整え、ユーザーからの問い合わせに対応する

    • 期限: 2024年11月10日


終わりに

ゴールデンサークルの理論を使って、思考の癖を見直し、プロセスを効果的にレビューし、企画をしっかりと立てることで、プロジェクトの成功に一歩近づけるように一緒に頑張りましょうー♬
今回の記事が皆さんのプロジェクトや業務に役立つものであれば幸いです。これからも、目的と方法を明確にし、素晴らしい成果を上げてくださいね!


参考文献


このように、ゴールデンサークルを用いたプロジェクト管理で、より明確で実行可能な計画を立てることができます。ぜひ、このフォーマットを参考にして、成功に向けた一歩を踏み出してください!


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