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歩みを「続ける」ために意識したいこと~新入社員のサポートから感じたこと~

『誰もが自分らしく楽しく働く』ことを応援している岩倉ゆきこです。

皆さんは、仕事や勉強、地域活動、子育て、介護などの「長く続く取り組み」において、歩みを続けるために何を大切にしていますか

それを考える時に、とある企業の新入社員の皆さんに、コーチとして伴走したときのお話をしたいと思います。


入社したての頃と言えば、新しい環境で急成長するエネルギーに溢れた時期・・そんな大きな変化が求められる時には、ふとしたことで激しく自信を失ってしまうこともあります。

優秀な同期の存在や、気が緩んだ時に起こしてしまったミス、会社から出される課題の難しさ、先輩からの指導など ― これらに対して、受け止め方が分からなくなる・・。

「頑張りたい!」と思っているからこそ、その分思い描いた通りにならなかった時の不安やショックは大きくなるのかもしれません。

また、今はオンラインで新入社員研修を受けることも多く、便利な一方で、先輩や同期と人間関係を構築しにくいと言われます。そのため、不安の置き場所が分からなくなったり、現実以上に不安が大きくなったりしやすい環境であるとも感じています。

そんな時はどうしても
・他人の物差しで自分を測り、できていない自分を責め続ける
・結果、自らモチベーションを下げてしまう
ということが多く起こります。

長い社会人人生ですから、出来ることなら、

「できていること」に目を向ける

ことを大切にして欲しいなぁと思います。
「アレができていない!(だから頑張ろう)」をエネルギーにするのも良いのですが、同時に「できていること」も必ずあるはずです。

肩の力を抜いて「できている自分」を認めてあげるからこそ、元来持っている魅力を存分に活かすことができると、私は信じています。

コーチングで伴走した新入社員の方々が「話せて良かった!がんばれそうです!」と言って軽やかに、そして自分自身の成長をしっかり肌で感じながら歩みを進める姿を、伴走期間中に何度も目にしてきました。

もしこの時間が無かったら・・一時的に上手く切り抜けられても、長く走るうちに心が折れてしまうことがあるかもしれません。


私自身も、ワーキングママとして『仕事も家事も育児もしっかりやろう!』と思えば思うほど、「できていないこと」に目がいってしまい、ただただ疲弊し続けていた時期がありました。

歩みの途中で少し立ち止まり、フッと力を抜いて「できている自分」を認める時間を持つからこそ、目標に向かってまた歩みを進め続けることができる。

この視点は、自分自身に対してだけではなく、部下との関わりや、子どもとの会話でも活かせます。

「できていること」を認めてあげることは、とても大きな応援のチカラになるはず。ぜひ意識してみて下さいね。

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