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台湾的音楽 唐貓 SUGARCAT

ラジオで紹介していた、台湾のアーティストをnoteに書き記すシリーズ。

唐貓 SUGARCAT
男性4人組バンドで、聴いた瞬間に ”オシャレ”って言いたくなるような、R&Bからジャズ寄りの音を奏でるバンドです。
以前に紹介した、落日飛車(Sunset Rollercoaster )が好きだと、こちらのバンドも好きだと思う方も多いのではないかなと。日本だとWONKとかSuchmosとかが好きだと、アンテナに引っ掛かるのではないかと思います。
柔らかく広がる音は、決して優しいだけではなくて、エッジが利いて聴き応えがある、そんな感じです。

「晴天雨天」は、言葉が分からなくても、とても前向きな気持ちにしてくれます。サビ部分がゴスペル的な雰囲気もあって、コーラスのハーモニーも美しく、一緒に手を鳴らしたくなるような。2020年から続く制約による閉塞感を和らげてくれるようで、とても素敵だなと思っています。

2019年リリースのアルバム『唐猫SUGARCAT』では、他のアーティストとコラボをしている曲も収録されていますが、彼らが奏でる柔らかな音の中に、違う個性が混ざって、更にステキな曲に仕上がっています。
Youtuberの異郷人(たぶん、ヒップホップシーンの人だと思う)をフィーチャリングした楽曲、「12345 Feat. 異鄉人」は、イントロの1音目の鍵盤の音から気持ちいい。MVにも、優しくスイートな雰囲気が出ていて好きなんです。

どの曲も、ハモリやコーラスが美しいもまた、唐猫SUGARCATの魅力だと思っています。メロディや音の雰囲気がオシャレだけではなく、歌唱も美しいからこそ、たくさん聴いていて感心したり、感動したりするんでしょうね。

「WAWWA」は、スケールの大きさやドラマチックな展開に魅了されます。ちなみに歌詞で、”1234”というフレーズがあるのですが、そこは日本語で歌っているので、なんだか親近感も沸きますね。
ちなみにこの曲は、YELLOWという、台湾のミクチャ―系バンドと言っていいかな、ものすごいカッコいいバンドがいるのですが、そこのボーカル黃宣が参加しています。(演奏ではなく、ビデオ出ているくらいだけど。)
いやぁ、これはカッコいい。大好きです。

唐猫SUGARCATもSpotifyで楽曲を公開していますので、ぜひ聴いてみてください。


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