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北海道ひとり旅 キャンプツーしてみた 34

9月8日
旅の後半戦がスタート。美幌峠の景色に後ろ髪を引かれつつも、天気予報を見ると霧の可能性が大きかったので今回は諦めて、十勝に向かうことにした。まずは陸別町を目指す。

早いうちに出発して、バイクを走らせていると、天気が良くなってきた!良い1日になりそう。

足寄に向かう途中、ツーリングマップルを見て気になっていたミルクロードに行ってみることにした。
国道〇〇号線は車が多くて流れが遅く、眠たくなってきたので気分転換することに。

道道468号、別名「ミルクロード」。山の中を通る道で、ぐんぐん標高を上っていくと、山の上の開けた牧草地帯に出た。周りには牧場がちらほら。十勝の山を望めて景色がとてもよかった。北海道らしい、ダイナミックな風景が広がっている。車も全くいないし、穴場のスポットだったな。


この日は道の駅の予定が満載。
「オーロラタウン93りくべつ」には、冷凍の鹿肉がたくさん売っていたけど、持ち運びができないので断念。
「あしょろ銀河ホール」では、ラワンブキソフトを食べ、マイマイガの記憶が残る「足寄湖」は、レストランは閉鎖され施設は駐車場のトイレのみ。(2022年1月、登録が抹消されました)
オープン間もない「かみしほろ」は、おしゃれな建物だったなぁ〜。

「しほろ」では、ハーレーミーティングの時に仲良くなった女性と待ち合わせ。約2週間ぶりの再会。まさかこうやって、再び会う日が来るなんて!
一緒にお昼ご飯にハンバーガーを食べながら「夜、この近くでキャンプをするなら合流するよ〜」と言ってくれたので、この日のキャンプ場は上士幌の航空公園キャンプ場に決定!
一旦別れて、夕方合流することに。

約束の時間までの間、再び十勝の道の駅を回る。「しかおい」では、ハーレーミーティングの時にお裾分けをいただいた「カモク堂」のパンを発見。自家製天然酵母を使ったパンで、すごく美味しかったのだ。この日は店舗の営業日。もう売り切れ閉店かもしれないが、ダメ元で行ってみることにした。

道の駅のすぐ近くにカモク堂はあった。入り口にはまだ営業中の看板。入ってみるとまだパンも残っていた。先日食べた栗のパンも買いたかったけれど、今度は違うものにすることにして、店主オススメの「チーズとフライドオニオン、無塩せきソーセージのパン」を購入。話を伺うと中の具も全て手作りというこだわり。パンもやわらかくてウマイっ!食べられるなら、もっと買いたかったなぁ。店に行った時点では、火・土のみの営業だと言っていたので、営業日に当たってラッキーだった。

時間は少し戻るけど、しかおいの駐車場でブロスのチェーンを拭いていた時、男性に話しかけられた。えらいねー、と。
旅先では基本、声をかけられたら話をすることにしているんだけども「良い人」ばかりではなく、中には変わった人もいる。
この男性もどちらかというと後者。
旅人だという男性。ここで知り合いが向かいに来るのを待っているとのことだった。会話をしていく中、連絡先も貰ったのだけど怪しみが先行。話は長いし、カモク堂へ行く話をしたら、歩いて店まで来ちゃったし。もしかしたら悪い人ではなかったのかもしれないけど、良い人ばかりではないから気をつけないとな…。

そんなこんなで、カモク堂を後にした。自分的にはそんなに遠くまで来たつもりはなかったけれども、上士幌と鹿追、意外と距離があった。時計を見るといい時間。のんびりしているうちにあっという間に日が傾いてきて、キャンプ場に着いたのは17時前。急いでテントを張る場所を探す。だだっ広い広場だから選び放題なのだけど、なぜか悩んでしまう。ちなみに、この日のキャンプ客は数人ほど。
手ごろな場所を選びテントを張り始めたら、ものすごい勢いでハエがありついてきた。体だけでなく顔にもやってくる!
あまりのすごさに耐えきれず、テントの設営はそこそこに温泉へ行くことにした。


一番最寄りの温泉へ行き、汗を流しさっぱりしてキャンプ場に戻ったときには既に真っ暗。待ち合わせをしていた女性もすでに到着済み。彼女のテントのそばに移動し、設営を完了する。この後は久しぶりの再会を祝って深夜まで女子キャンプを楽しむ。彼女はキャンプ慣れしているようで、簡単でおいしいキャンプ飯を用意してくれた。勉強になるー!
飲んで話してご飯を食べて、とても楽しい夜となった。

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