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美術館巡り

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文学にまつわるテーマで美術館を巡った様子をアップしていきます。
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#読書レビュー

菊池寛実記念 智美術館を巡って(東京都・港区虎ノ門)

<美術館紹介> 実業家であった菊池寛実の三女である菊池智の現代陶芸コレクションを一般公開することなどを目的として2003年に開館した美術館。明治・大正期の資産家・千葉亀之助氏の邸宅を菊池寛実氏が引き継いで竣工。美術館敷地内には国登録有形文化財となっている大正時代の洋館「菊池寛実記念智美術館別館」が建っています。下の写真で右の建物が別館。左が美術館になります。 ゆえにレトロでモダンな造りをしています。東京の虎ノ門と六本木一丁目の間、ホテルオークラ東京から程近くにあり、現代陶

アーティゾン美術館を巡って(東京都・中央区京橋)

<美術館紹介> 1952年、東京・京橋に新築されたブリヂストン社のビル内に石橋正二郎氏が開館したブリジストン美術館が、2015年からビルの建替えに伴ない長期休館。2020年1月18日に再開館にともない名前を変更しました。 アーティゾン「ARTIZON」はアートとホライゾン:地平を組み合わせた造語で、英語をベースにすることにより国際性を意識したようです。日本の近代絵画に加えて、西洋美術のコレクションも19世紀後半のフランス美術作品を中心に、印象派や20世紀絵画がたくさん展示