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野菜炒めは報われない

 野菜炒めを作った。野菜炒めの中のウズラの卵が喜ばれた。

 豚はバラ肉をただ焼いたものが一番食べてもらえる。白菜は食べるときと食べないときがあり、食べない確率が高い。ニンジンは食べる。玉ねぎはほぼダメ。ネギもダメ。今夜は親子丼にしようと思っても、ネギも玉ねぎも食べてくれないよと思い出し、お手軽どんぶりご飯が遠い。

 最近、野菜をよけよけしてさらに「ママ食べて!」と私の皿に入れようとしたり、口の中に放り込もうとしてくる。私は子どもの残したものを食べるのはあまり好きではないので困る。

 酸っぱいもの好きなので子どもはサラダばかりを食べた。キュウリはあまり栄養がないのが残念だ。コーンスープは好きみたいだけれど、まだ好物という感覚が薄いのか、なかなか手をつけない。飲み始めたら「おいし~」とごくごく飲んで、「おかぁり!」と言ったりする。まだ拙い言葉の不思議な音がかわいい。

 子どもの発する言葉はあいまい音が多い。表記できない。アとオの混じった音だとか、アとウの両方に聞こえる音だとか。日本語で捨ててしまう前の音を使っている。

【今回の献立】
・野菜炒め
関東では肉野菜炒めと言うよね。そのほうが正確だと思う。関西では、野菜炒め。考えてみればこの違いは謎である。野菜や魚介類が入っていても、野菜炒め、と呼ばれていた。野菜が沢山摂れるおかず、というイメージから来ている気がする。今回は賞味期限の迫るウズラの卵を入れてみた。あとは豚バラ白菜ニンジン玉ねぎ。

・とりハムとキュウリのマヨドレッシング和え
チビ子さん参加おかず。

・コーンスープ
コーンクリームに牛乳を加えたもの。玉ねぎのみじん切りをバターで炒めてから作ると、美味しいし、玉ねぎが少しコーンの粒っぽくて二重にお得感ある。

・ご飯
黒ゴマと塩コンブ乗せ。ふりかけは切らしている。

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