玉子たっぷりオムライスの夢からのドライカレー【修正あり】

　鶏むね肉に塩麹をまぶしたものが残っていたので、チキンライスにしようと思っていた。しかし人参ゴボウのカット野菜を見ていたら、人参ゴボウサラダを作りたくてたまらなくなり、鶏肉も入れたほうがボリュームが出るかな、と鶏肉も全部入れて薄めのお出汁で炊いてみた。

　いかんいかん、チキンライスにするんだったと鶏肉を半分取り出して、野菜と一緒に炒めてチキンライスに。冷蔵庫の玉子は三個ある。オムライスに足りる。しかし途中で気力が尽き、チキンライスで終わることに。

　チキンライスを一皿食べた。お代わりがほしくなった。ふと、カレー粉を入れたら、喫茶店で出るようなドライカレー（カレーチャーハンというか）になるのではと思い立ち、カレー粉を振り入れ味を調えドライカレーにした。満足した。そんなエネルギーはある。

【献立】
・チキンライス
玉ねぎと人参とピーマンとエリンギを別々にフードプロセッサーにかけてみじん切りに。鶏むね肉は人参ゴボウと一緒にうっすら出汁味でゆでた。
　具材を炒めて味付け。ポイントは、※塩コショウとケチャップ以外に白ワインとウスターソースと醤油を１:１:１の割合で混ぜたもの。※
　『ミヤネ屋』が関西ローカルだったころ、当時読売テレビの新人アナウンサーだった川田アナが、色々な名店に名物料理の秘訣を教わるという企画をやっていた。そこで元祖オムライスの『北極星』へ行ったときに、なにやら容器に入ったものをふりかけていた。シェフの料理の説明時にはなかったもの。「それは何ですか？」とすかさず聞く川田アナ。店主が親切にも教えてくれたのが、上の配合のもの。そばにいたベテレンシェフが「えっ！教えちゃうんですか！」ってものすごく慌てていたから（ええねんええねんって言われていた）、本当に北極星の味の決め手なんじゃないかな。
　白ワインを入れると色々と美味しくなるので、わりと愛用している。
※塩コショウ以下の記載修正しました＆追記。タレはミヤネ屋公式に載っているレシピとは違います。テレビで見たときの記憶ではウスターソースと言っていたんですけれど。また、このタレは具材の味付けが終わってご飯を混ぜるときに振りかけて使用していました。タレ以外は北極星のオムライスの作り方で出てくるものが参考になると思います。ラードや日本酒なども入るので。

・人参ゴボウチキンサラダ
カット野菜の人参とゴボウ。そのままでは子どもには食べにくいので少し短めに切る。塩麹をまぶした鶏肉とともにお出汁で柔らかくなるまで炊いた。胸肉は裂いたり割ったりして野菜と馴染む大きさに。少し冷めたらマヨネーズとすり胡麻とお酢を混ぜてできあがり。