お肉屋さんとチキンカツ

　一時期、ささみカツに激はまりしていました。当時近くに美味しいお肉屋さんがあって、そこのささみカツがとても美味しくて。シソやチーズはなしでいい。ただ、揚げたやつ。

　今は美味しいお肉屋さんはなく、スーパーの総菜コーナーで買ってみたけれど、あのサクサク・あったかい味とは遠い。でも、引っ越すたびにスーパーで試しにささみカツを買ってしまう。
　そういえば、お肉屋さんで買うの最初はなんだか勇気がいる。実家の近くの小さな商店街で、チビ子さん連れでお散歩した帰りにコロッケを買ってみた。ちょっとしたお惣菜も。実家を離れてようやくのこと。商店街って自分の通る道から外れると、近くても遠いことになる。せっかくあるのに。

　今回は、ささみカツではなくムネ肉でチキンカツ。あの味ではないけれど、買うよりはいい。売っているお惣菜だと衣が厚すぎたり、衣の内側がべちゃついているようで、「違う…」ってなるのです。それなら心のイメージに自分で近づけるしかない。

【今回の献立】
・チキンカツ
胸肉にて。最近、小麦粉片栗粉唐揚げ粉とともに、容器に入ったふりかけて使えるパン粉を買った。グラタンなどにいい。また、小麦粉の過程がいらなくてお手軽にカツ風にできる。でも溶いた玉子と粉でつけないとカツとして少し衣が物足りない気もする。

・ゆでブロッコリーとコールスロー
食べてもらえる常備菜。

・ワカメとお揚げと豆腐のお味噌汁
この組み合わせが卵を入れたときに最も合うと思って食べるのだけれど、最初は玉子なしで。次の日の朝、残りに卵入りで食べることが多い。