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実家ご飯

 少しの間、チビ子さんと一緒に実家にいました。楽しかったけれど、忙しかった。今度行くときは、10日間は行きたいな。行きと帰りの日はカウントせず、一週間はいないと馴染み切れない気がする。

 実家ご飯はうまし。お馴染みの味。そして、自分で料理をしているときに、再現しようとしていたり基準になっている味。

 ある日の晩ご飯。どうということがないんだけれど、私の御飯より美味しい。お米すらうまし。母は昔からお米にこだわり激しかった。私のように無洗米は使わないし、吸水時間をちゃんと取るし。
 かきたま汁。そうかこのくらい片栗粉って入れるんだっけ、と気づいた味。子どもが食べるのに冷めないと困るから、いつからか片栗粉控えめになっていた。チビ子さんもお気に入り。
 母のお気に入りのミニトマト「優糖星(ゆうとうせい)」。皮が薄くて甘くて美味しい。JA紀州の品種。サニーレタスは昔から知っているおじちゃんの畑で育ったもの。
 近くのお肉屋さんのお肉。やわらかくて、うま味もある。美味しい。今の家でこの値段では売っていない。肉団子は出かけた先で551の豚まんを買った際に、並んでいるうちに欲しくなって買ってしまったもの。

 表紙画像。カレーライスは目玉焼きを乗せます。普段の目玉焼きは両面焼いて黄身を少し固めるのが好きだけれど、カレーのときは片面焼き。

 あとは何を食べたっけ…麻婆豆腐にオムライスなど。父の命日を過ごすための帰省なので、思い出話につながるものが多かった。

 そうして帰ってきた夜に私が作ったのはコレ。冷蔵庫に本当に何もなかった。卵も牛乳も(夫は牛乳ギライ)。冷蔵庫の野菜はニンジンしかなくて、疲れて帰ってニンジンを料理するのは何となくキツくて使わず。
 冷凍しておいた豚肉とお揚げとささがきゴボウでお味噌汁。凍っていない肉類がハムとウィンナーしかなかったので、ウィンナーを焼きました。ウィンナーの切れ込みはチビ子さんにナイフで入れてもらった。
 写真を見ると改めて、せめて卵があればという気持ちに。玉子焼きにしたらだいぶ献立の雰囲気が変わったはず。豆腐とか、すぐに食べられる食材もあってほしかった。

 なんだか連想したこと。夫が食材を旅行のお土産に買ってきて、「やめて~!お義母さんはお菓子やお湯掛けたりご飯と一緒に炊くだけのものを買ってきてくれるのに、なんで親子でこうも違うの?」「ハッ!これ男にありがちじゃない?というか、誰かのために料理しない人がやりがちじゃない?」みたいなこと感じたの思い出しました。夫に限らず近いことあったなぁって。女の人はだいたいすぐ食べられるものくれるんですけど。

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