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サバティカル休暇前の留学事前準備

現地入りして10日間程経ったYukiです。程よく田舎で程よく都会のHalifaxが早くも気に入っています。とはいえ今週の金曜日は早くも試験で何十年ぶりかの試験前の憂鬱を味わっています笑

前回こんな記事を書きました。

今回はサバティカル休暇を取得しようと決意した後の留学準備について皆さんに役立ちそうなことを書き留めておきます。実際私も初めての経験だったので色々試行錯誤しました。年取っても留学したい皆さんに役立つ情報になるように頑張って書いていきます!!

1.学校決め

留学しようと思ったら真っ先に決めないといけないのが学校です。今回は英語学校だけに言及しますが、どこの国でどれくらいの期間で語学留学をしたいか決める必要があります。学校の種類も大きく分けて語学学校と教育機関(大学)等に分かれますので日本で調べる限り調べて準備しましょう。ネットで検索すれば語学学校の広告がたくさん出てきますが、基本いいことしか書いていないので必ず見積書は取り寄せてください。私がカナダのサマースクールに決定したのは、以下の条件に当てはまったからでした。

1.  最初はアメリカや英国に留学したかったが値段が高かったこと
2. 値段の安さでいえばフィリピンがダントツでしたが、スパルタ的な英語学習を望んでいなかったこと
3. 日本人が少ない環境で英語に浸かりたかったこと

初めての体験で希望の学校を見つけるのは難しいと思い、最初はエージェントを利用していましたが、中間マージンがあまりにも高かったので自分でカナダの大学に直接申し込んで入学申請をしました。エージェントを利用する場合、各国の語学学校の情報を持っていて留学初心者にはとてもありがたいですが、そのまま鵜呑みにすると費用が高くつくことがあるので注意してください。その意味でも見積もりを取るのはとても重要です。内訳の説明も怪しいエージェントも注意して下さい。実際、カナダの大学を紹介していただいたエージェントの説明の仕方があまりにも不明瞭だったため、自分で全て申請や予約をしたのが私の留学の始まりでした。最終的に私が決定した留学先はここでした↓

なお、中間マージンの内訳はエージェントによって色々ありますが、今回私がエージェントに任せるのはやめようと思った直接の原因は海外送金の説明の不明瞭さでした。詳しいことは下記のサイトに書いてある通りですが、クレカ払いで一括で払うと手数料だけでバカにならないので、なるべく安い手数料で外貨送金できる方法が必要になります。日本のメガバンクから海外の銀行に送金する場合、送金金額にもよりますが手数料が1万円弱になるのも珍しくありません。なぜ高くなるかは以下の説明が詳しいので参照してください。


最初、エージェントが振り込みを要求してきた海外送金サイト(アプリ)は以下で、クレジットカード払いで手数料が9,000円近くなる物を勧めてきました。

これだと手数料が高いのでソニー銀行や楽天銀行で送金していいか、Transefer wiseでカナダドルで送金可能かとか色々問い合わせたのですが、上記のアプリでクレジットカード払いが一般的ですとメールで一方的に書かれたので、さすがにおかしいだろうと思い、直接学校に問い合わせところ、最初の500ドルがデポジットで、あとは一番安い送金方法で学校直接の口座に振り込めばいいという回答をもらいました。その通りにしたのは言うまでもありません。(ちなみにそこをそのまま利用していたら海外保険代、教科書代も含まれていなかったので、学校よりかなり多めに支払う羽目になっていました。)そのエージェントには学校に直接支払った旨を伝えると、エージェント会社発行の学籍番号を頂きましたが、正直未だに役立っていません。
という訳でエージェントを利用するのは良し悪しだと思います。私の場合、学校の情報を頂いたのはありがたかったですが、こちらの質問に対し誠実に答える姿勢があまりにも欠けていたのでやめてしまいました。(航空券も自分で取れとかホームステイは直接学校と交渉しろとか言ってきたのでエージェントを利用する意味をもう一度振り返って考えるくらい意味がありませんでした笑)

ただ、初めての海外留学の場合、何もかもお任せにできるのは本当にありがたいと思うので、エージェントを利用したい人は利用した方がいいかと思います。(ちなみにこの海外送金でソニー銀行と楽天銀行の口座開設をしました)

2.航空券取得

学校が決まったら次に手をつけなくてはいけないのが航空券取得です。これもエージェントに頼めば一括で申請してもらえるらしいですが、私は往復チケットではなく、片道にしたかったのでこれも自分で調達しました。片道にした理由は2ヶ月の留学終了後、1か月ヨーロッパに行きたかったからです。格安航空券の神サイトのSkyscannerで検索し、フライト時間と値段のバランスを考慮し、Air Canadaの航空券を取得しました。学校が決定したら航空券は早めに押さえておかないと値段が高くなるので早めに抑えることに越したことはありません。

こちらはご存知の方も多いと思いますが、航空券を取得する場合、同じ値段だったら旅行代理店より航空会社のWebサイトから買った方が得です。座席や食事の指定ができる上、航空会社にもよりますが預かり荷物の重さが若干緩めのところもあります。私は今回は残念ながら直接航空会社から取るとお値段が高くなってしまったので、旅行代理店のオープンチケットを利用しました。今回利用した旅行代理店はここです。とはいえ、往復チケットでとった方が安い場合が多いのでこれは目的次第だと思います。

片道航空券で1点気をつけなければいけないことがあります。それは(カナダだけではなく他の国もそうだと思いますが)入国審査の時に往復切符でない理由を必ず聞かれると思った方がいいです。彼らが気にしているのは自国に入ってくる不法労働狙いの入国者です。不法入国ではないことを証明するために銀行の残高証明書を携帯してください。つまり、これだけ自国に銀行残高があるので安心して学校に通えることができる、という証明書です。今回私は短期滞在だったのでTravel visaですみましたが、半年以上の長期滞在をするなら学生ビザの申請が必要になります。そしてカナダはワーキングホリデーが狙える国でもあるので、ビザの申請は慎重に行ってください。私は滞在期間と年齢の問題でカナダで働くことはできませんでしたが、若かったらちょっと挑戦したいなと思いますね笑


3.滞在場所決め

学校、航空券が決定したら今度は滞在場所決めです。幸いこの大学にはResidenceと呼ばれる学生寮とHomeStayがあり、どちらを選んでもよかったのですが、私はどちらの選ばず、AirBnBにしました。食費がかかってしまうのでHomestayより割高になりますが、HomeStayのトラブルは先に語学留学に行っていた友達に聞いていたので、そのリスクを避けるためにもAirBnBにしたのですが、ここも早速トラブルがありました。。。(詳細は後日書きます。。)​

◆HomeStay
 *メリット
  料金が格安(2ヶ月 160ドル)
  朝食、昼食、夕食付
  学校の紹介による身元の確かさ保証
 *デメリット
  HomeStay先は学校任せ(学校から場所が遠くても文句が言えない)
  途中でキャンセルができない
  食生活がカナダスタイルになり、合わない可能性がある
◆Redidence
 *メリット
  料金が格安(2ヶ月 160ドル+α(食費))
  朝食、昼食、夕食付 or 自分で作れる
  キャンパス内に学生寮があるので、通学に便利
  *デメリット
  賄い食事がガチのカナディアンフード(日本人だとちょっと無理)
  自炊しようと思った場合、自分で調理道具を持ってこないといけない
  ルームメイトは選べない
  途中でキャンセルができない
◆AirBnB
 *メリット
  自分で思い通りの食事が食べられる
  滞在する家(部屋)も自分で決められる
  ホストに対して強気な態度で交渉できる
  途中でキャンセル可能
 *デメリット
  料金が上記2つより割高になる場合が多い
  食費も必ずかかる
  ホストに交渉するときは英語(!)
  通学が近いか遠いかは現地に着いてから出ないとわからない

それぞれメリット、デメリットがあるのですが若い頃と違い、食生活が合わないと途端に体調が悪くなるのは日本でも証明済みなので、AirBnBにすることに決めました。AirBnBがわからない方はこちら↓

今、日本だと「OYO」の方がHot Topicなのでしょうか。こちらはまだ利用したことないので次回長期滞在することがあれば利用したいですね。

4.銀行口座とネット(電話)回線

主要な3つが決定したらあとは現地でも用意できるものばかりなので、正直日本で用意しなくてもいいものばかりです。上記3つが用意できればあとはパスポートとお財布持ってGO!でも全然構いません。(むしろそれで行く人を私は勇者と呼びたいです)
ただ私は初めての留学で、なるべくリスクを避けたい気持ちが優っていたので、銀行口座とネット回線は必須でした。特にITカンパニーに勤務している私にとってネットワークに繋がらないと言うことは、死に値することと等しいのでこちらのしっかり事前準備していきました。
現地の銀行口座を開設するかどうかは留学期間よると思いますが、基本半年以上留学するのであればあった方が便利だと思います。私は2ヶ月の短期留学でしたので、現地の銀行口座は開設せず、主にソニー銀行の外貨取引を利用しています。Sony Bank WALLET の対象通貨なら海外ショッピング手数料は0円で、基本円からカナダドルに交換する時に手数料がかかるだけです。それも1カナダドルが30銭なのでリーズナブル。つまり、1,000カナダドル利用換算額は10万300円になります。これは各銀行の中でも最安値に近いかと思います。※2019年6月当時。
現在このカードで買い物を全て行なっているのですが、無駄にお金を使わなくて非常に役立っています。カナダはクレカ文化でもあるのですがデビットカードもかなり浸透してます。デビットカードを使用する利点は、銀行預金がなくなったら使えなくなるので、使い過ぎを抑えてくれます。海外でクレカを使用するといつも使いすぎる癖が私にはあるので、初めてデビットカードを利用して大変助かっています。普段から散財気味だなと思う方はデビットカードを作ることをお勧めいたします笑

ネットですが自分が持っているスマホがPixel3なので以下のプリペイドSIMを日本で購入。データ通信のみで私は事足りるので格安にまとめました。

5.コンタクトレンズと薬

残念なことに私は老眼気味なので(悲)こちらも日本でコンタクトを購入しました。海外だと眼科医に見てもらい処方箋を書いてもらって購入しなくてはいけないのでかなり高額になる商品になると思います。以下の商品です。

薬は通常飲んでいるものをそれぞれの専門医に相談して3ヶ月分の処方をいただきました。先生方にも色々ご迷惑をかけてしまい、申し訳なく思っているとともに非常に感謝いたしております。あとは家庭の常備薬と漢方を持っていきました。

6.その他気をつけなくてはいけないこと

日本でサブスクリプション扱いにしているサービスの停止をあらかじめしておいた方がいいです。私が実際に停止にしたのは以下です。ほとんどネットで停止できるので、これは直前でも問題ないと思います。

◆Oisix
◆Yahooプレミアム会員
◆Amazonプライム会員
◆Amazon Music Unlimited会員
◆ベアーズ

以上、とても長くなってしまいましたが留学前の事前準備でした。あとは着替えとか日本食とか色々あったりしますが細かいことを書くとものすごく長くなってしまうので次回で。

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