見出し画像

安眠導入レコメンド5選


 
 お盆休みも結局労働。世間的には休みなのに働いているとドッと疲れが押し寄せる気がする。今日はやっと休みで蕎麦を食べに行ったり、猫と戯れたり、Netflixでアニメを観たり、昼寝したり、トレーニングしたり、やりたいことをやって過ごした。

 そんなこんなやってたら寝る時間。昼寝したせいもあって今夜も寝つけなそう。

 寝る前に音楽聴いたりするけど、安眠できるベストな音楽ってなんだろう。人それぞれ異なると思うが、私の場合、静かな曲でなくとも眠りに落ちる場合が多々あるので必ずしもスロウなバラードである必要はなさそうだ。

 それでも落ち着いた雰囲気で美しい曲の方がやっぱり眠れそうなので、それらしい曲を5つ選んで紹介したい。


1、Sigur Ros/Varud

 言わずと知れたアイスランドのポストロックバンド、シガーロス。聴きながら北欧の空気感を味わえる壮大で幽玄的な音楽。ヨンシーが歌う何処の国の言葉でもない独自の言語さえも楽器の一つとして奏でられる。このアンビエントに揺らめき、包み込む柔らかなシガーロスの音に癒されながら眠っている人、結構多いのでは。


2、折坂悠太/炎

 続いてはシンガーソングライターの折坂悠太より。この曲を初めて聴いた時、新たな美しさのカテゴリーを見つけた気がした。盛り上がるパートは全く存在せず、淡々と進む曲調なのだが、静かに焚火を見つめ続けているような安定した精神状態にさせてくれる。不穏ながらも目が離せないモチーフが連続するMVも是非観て欲しい。


3、Matryoshka/Monotonous Purgatory

 舐達磨のサンプリングで少し話題となった国産ポストクラシカルユニットMatryoshka。打ち寄せる美しい音の波と囁くような優しい歌声に目を閉じ、幻想的な景色を呼び起こさずにはいられない。眠れぬ夜は何度もMatryoshkaに頼った。朽ち果てる退廃的な世界観もありながら甘美で眩い光のよう。幻想の世界へ行ってらっしゃい。


4、Alcest/Voix Sereines

 フランス産ブラックメタル/シューゲイズAlcestの4th「Shelter」より。このアルバムに関してはブラックな陰鬱さはほぼなく、光の差し込む温かみある天国直系シューゲサウンドが特徴。ノスタルジーや途方もない寂寞感も漂うこのアルバムの曲達を聴いて今夜も天に召されたい。


5、ストレイテナー/Lightning

 ラストは私の中で最強のおやすみソングを召喚。オリコントップ10にも入り、音楽番組のランキングでこの曲を耳にした時、衝撃的にカッコよくてまさに”Strike me with lightning“だった。ホリエアツシの描く幻想的で儚いピアノ曲に勝るものは無く、心に空いた穴は何で塞ぐ?この曲で塞げばいいって話。


 以上、安眠導入レコメンド5選でした。
 もっと沢山あるけれど、パッと思い付いたのが上記の5曲ってことで。また思い付いたら色々紹介したい。

 良き夢を。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?