機能が不足していても、意味がある方が残る時代。
ジュエリーデザイナーや職人などものづくりを担う人の
環境の変化を少なからず感じる今日この頃。
今日はぼんやりと、思ったことを書く。
ぼやーーーーってした表現で書き、想像はおまかせです。
基盤や志がない状態で
ブランディングやマーケティング的な概念を無理くり
組織に組み込もうとすることで、
劣化していく日本のジュエリー企業を見かける。
最終的な結果だけに意識を向けすぎてしまったり
機能的な評価ばかり気にしすぎる日本企業のありがちなパターン。
自動車業界もジュエリー業界に似ている。
機能を充実させ、選択肢を増やすことが顧客にとって
一番ベストであるという思い込みは強い。
ある一定の機能や安全性をもちろん必要だけど、
意味があるものがやはり必要だと思うし、残っていくから。
たとえ選択肢が少なかろうとも、
“その意味”を伝えるコトに注力したほうが良い結果も生まれるはずだ。
人の目や評価を気にしすぎる日本人の特性が
逆に足を引っ張ってしまっているのかもしれない。
考えにふける時間を自由に与えられない
ものづくりの行く末は決まっていると思う。
UK
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