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【理念で売るコーヒー #3】 「植樹」を通して伝えたいコト。 -BIKAS COFFEE VILLAGEが届ける多幸感-

2030年に向けた新たな決意の元、
植樹プロジェクトをリリースして2週間。

メディア掲載や説明会など、様々な場所で僕らの想いを届けてきました。
たくさんの人から賞賛や意見をいただき、あと少しで始まるプロジェクト。

ワクワクを通り越して、ドキドキしているというのが本音です。

「植樹」を通して、どんなストーリーが生まれるのか。どんなミライが待ち受けているのか。

今回は、植樹を始めるに至った経緯とこのプロジェクトに込めた想いを綴ります。

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※クラファン公開までのお知らせや、クラファンプロジェクト公開ページはこちらからお伝えします。

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『ネパールハルパン村のコーヒー』にこだわる理由

この1年、私たちはネパールハルパン村のコーヒーを直接村から買い付け、そして国内で販売をしてきました。たくさんの人に聞かれました。

なぜネパールのコーヒーなのか?
他のコーヒーは売らないのか?
色んなコーヒーを仕入れた方がいいのではないか?

はっきり言います。僕たちが販売するコーヒーはどこのコーヒーでもいいという訳ではございません。なぜならコーヒーを売ることが目的ではないので。コーヒーの販売を通してネパールの社会課題を解決することが目的ではないので。

僕たちがハルパン村のコーヒーにこだわる理由。

それは、ハルパン村のコーヒーが自分たちの実現したい社会、ありたい姿を導いてくれたきっかけであり、その理念を象徴してくれるコーヒーだから。

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時は、学生時代に戻ります。

僕はこれまで、主にネパール農村部での小学校建設や物資支援など国際協力の舞台で「社会貢献活動」を大学生の頃からしてきました。そんな活動をする中で様々な方に「社会貢献しててすごいね!えらい!」と言われることがあります。僕が活動してきたようなことをまさに「社会貢献」と定義づける人は多いのではないでしょうか。

ただ、果たして現地に直接赴いて活動したり、「社会貢献」を前面に押し出して慈善活動やソーシャルなアクションを起こすことだけが社会を良くするものでしょうか?

気の合う仲間とカフェに行くこと、好きな飲み物を飲むこと、大切な人にプレゼントを送ること。僕たちの身近にある一つ一つの消費行動や想いが結果として社会に良いアクション(=GLOBALACTION)になってもいいのではないでしょうか?

僕が感じた「社会貢献」に対する違和感。
好きなこと、やりたいことをやってるだけなのに、ハードルが高くなる違和感。

そのような問いを漠然と抱き、悶々としていた僕のモヤモヤを取り払ってくれた出会いがありました。それがネパールハルパン村のコーヒーでした。

ハルパン村の生産方法、そして農家さんの想いにも共感できることが多く、さらにコーヒーという誰もが手に取りやすいプロダクトを通して、1人でも多くの人が自分のやりたいことを表現し、そのアクションを応援できる。そして結果として社会に貢献できる世界を作ることができるのではないか?

ハルパン村の農家さんがアグロフォレストリー農法でコーヒーを副業感覚で育て、自分のライフスタイルに誇りを持っている状態が結果として、ネパール農業や世界のコーヒーの経済サイクルに対する課題を解決するという取り組みを行っていること自体がGLOBALACTIONのアイデンティティとしてあります。

僕たちが販売するコーヒーが『ネパールハルパン村のコーヒー』でなければならない理由。それは、僕たちのありたい姿を導き、それを伝えることができる唯一無二なモノだからです。

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サプライチェーンではなくバリューチェーンで繋がる

さて、そんな僕たちの理念を形作り、僕たちの想いを表現してくれているハルパン村のコーヒーですが、これまで僕たちはハルパン村からコーヒーを買っていただけで、ハルパン村に対しては何のリターンも届けられていません。

今のハルパン村とBIKAS COFFEEの関係は正直ビジネスの関係です。BIKAS COFFEEにとっては前述の通り、ハルパン村のコーヒーを販売する必要があることに対して、ハルパン村の農家にとってはBIKAS COFFEEに売る理由なんて一つもありません。

それはただ、モノが流れているサプライチェーンの中で販売しているとも言えます。今僕たちはハルパン村のコーヒーを買って売っているだけです。

果たしてそれで僕らは自信を持ってハルパン村のコーヒーを届けられるのでしょうか?
ハルパン村で想いを持って生産している農家と対等でいられているのか?
ハルパン村の名前を使って販売していてもいいのか?

生産に関わるヒトからコーヒーを手に取るヒトまで一つの価値でつなげたい。それは、前回のnoteで僕らが2030年に向けて約束したミライにも含まれています。

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これらの約束を守るために、僕らは今回「植樹」を通してハルパン村との関係をしっかりと築き、コーヒーの生産から消費までのサイクルにおける新たなバリューチェーンの創出を目指すことにしました。

プロジェクトの内容はこちらよりご覧ください。

▼プレスリリース

▼メディア掲載

3年間という時間的な価値と空間的な価値

今回のプロジェクト、最大の魅力についてお話しします。
それは【3年間という時間的な価値と空間的な価値】だと思っています。

コーヒーの木を植えるということは森が増えるということ。森が増えると環境問題に対してもアプローチできます。森が増えるとコーヒー農家の収入も向上します。大量生産・大量消費ではなく、顔の見える生産と消費の関係で、持続的な消費サイクルが生まれます。さらにそれに自分の名前をつけられると言ったもんだから、エンターテイメント性もあって、誰も傷つけない、むしろみんながハッピーになれるGLOBALACTIONです。

パトロンになるだけでそれらのメリットはもちろんあるものの、僕が一番楽しみにしているのは、このプロジェクトにVOTEしてくれる人との繋がりです。

コーヒーの苗を植えるということは、想いを植えるということ。きっとこのプロジェクトのパトロンになっていただく人は、ミライへの想いを持った人だと思っています。

コーヒーが好きな人
ネパールが好きな人
今年めでたいことがある人
何か新しいことにチャレンジする人

それぞれ想いは違えど、共通した価値観を持って集まるコミュニティだと思っています。そんな人たちと繋がり、それぞれが植えた想いを共有し、その想いとともに3年間を過ごす。高校3年間のエモさを思い出させてくれるような感覚です。

コーヒーの木の成長と僕たちの想いの成長は同じです。
苗(想い)を植えて、育てて、実らせる。

3年間ともに過ごした仲間と飲む、3年後のコーヒー。
想像するだけでとてつもない多幸感を得られると思っています。

どんな人がここに集まってくるのか。
今からワクワクが止まりません。

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本当に「持続可能」な取り組みとは他者のニーズに応えることではなく、ありたい姿(理念)にどれだけ向き合えているか

今回、植樹プロジェクトを始めるにあたり、1点だけ絶対に勘違いして欲しくないことがあります。

「植樹」と聞けば、聞こえがいい。環境に配慮したコーヒーを育てることで、SDGsのゴールに貢献し、ネパール農村部の産業を活性化させるという社会課題の解決につながる。

そんなことのために僕たちは「植樹」を始めたわけではありません。
では、何のために、誰のために僕たちは「植樹」を始めるのか。

それは、再三お伝えし続けている「VISIONの実現のため」です。

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持続可能性が謳われている世の中ですが、それは誰のための持続なのか。
社会のため?地球のため?未来に生きる人のため?

そんな大義名分のために僕は動けません。

でも少なくとも
自分が掲げた信念に対して
信頼してくれる仲間に対して
大切にしたいパートナーに対して
自分が住む街に対して
離れた家族が住む国に対して
生きてると感じさせてくれる地球に対して

自分が関わるコミュニティに対しては動けます。
むしろ今の関係をずっと維持していきたい。
ずっとみんなとワクワクしていたい。

自分のありたい姿に対しては嘘をつけないから。
そこにこそ本当の「持続可能性」というヒントが隠されているのではないでしょうか?

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植樹プロジェクトを通して伝えたいコト

5月8日(土)18時から植樹プロジェクト「BIKAS COFFEE VILLAGE」が始まります。

すなわち僕たちのミライが始まります。

小学生から抱いていた将来の夢を実現するコト
大学生になった自分が新しくチャレンジするコト
社会人になって希望と不安を抱きながらも自立するコト
今年生まれてくる大切な命を守るコト
地方から上京する娘の新生活を応援するコト
いつか孫ともう一度キャッチボールをするコト

どんな想いでも構いません。
僕たちと一緒にその想い育てていきませんか?

それぞれの想いが実を結ぶように願って。
皆さまと創っていくミライを楽しみにしています。

2021.5.1
BIKAS COFFEE
ブランドマネージャー
菅勇輝

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※5月8日(土)までは非公開となっております。公開をお楽しみに!

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