レストランオーナーズの歯に衣着せぬ辛口レビュー
あたしの住んでるオーストラリアの #サンシャインコースト という地域には正直に言って美味しいと言えるような何度も繰り返し行きたくなるレストランが残念ながらほぼない。
それでも自分たちでカフェレストランをオープンしちゃったくらいだから #外食 は好きなので
日々負けじと新たな開発に向けてチャレンジし続けてる。
今回はサンシャインコーストの中心地 #マルチドール (自宅から車で30分ほど) まで行く用があったのでココに来てみた。
元々はChako(チャコ)と言う名前でコロナ中にオープンしていて地元では結構宣伝してたから
「行ってみた」という友だちやお店の常連さんも多く
日本人からは全くイイ感想を聞けてなかったので😓
正直来てみる氣は全然なかったのだけど
「名前が変わって、もしかしたら何かが変わったのかも」という淡い期待を寄せて
いつものチャレンジ精神でやって来ましたw
名前の変更がどういうことなのかは未だに不明
というのも前の名前もチラリと外看板にあったりして
ロゴの雰囲氣とかは前のも今のも似てるし🤔
一応、前の時は名前にあるように炭火焼き的なウリだったという理解で(英語で「charcoal」は「炭」の意味)
中でも焼き鳥を売りにしていた印象で
それが特に日本人の間で不評になっていたという経緯…😓
焼き鳥屋さんってサンシャインコーストにはないから
そりゃ皆んな取り敢えず行くよね
いくら日本人経営じゃないと明らかに分かってたとしても。。。
今もメニューにはチラリと焼き鳥もあったけど本当に申し訳け程度
あとは炭火焼き的メニュー自体は全体の1/3くらいを占めてはいたけど今回は注文しなかった😅
さて、本題の今回のレビュー
これが全然期待してなかったのが良かったのか
割と美味しくて文句なかったw
基本的には、この辺りによくある日本食系(及びフュージョン系)レストランがほとんど卸業者の冷凍モノに火を通すだけで提供しているのに対して
(これは実は残念なことに日本人経営でもよくある。それだけ日系の卸業者の質が高いと言えばそうなのだけど、それでレストランと呼ぶには忍びないと思うのよね🥲)
少なくとも今回注文したメニューは全部ここのキッチンで作ってるのは分かる
だから当然新鮮味があって、それなりにおいしい😊
🐟お刺身の盛り合わせはちゃんと新鮮だったし
それなりに値も張るけど悪くないなって感じで
ワサビも、もしかしたら生をおろしてるかも?と思わせるような味と食感だった
ただ高級レストラン風にしてる割にはマグロのお刺身がちゃんと切れていないと言う失態はあったけど🙄
オージーの夫(シェフ)は盛り付も割と氣に入った模様
(日本人のあたしとしてはコレは豪勢には見えるけど本来シンプルを楽しむ食材である刺身に相応しいかどうかは不明だなと思ったけども🙄)
そして唐揚げ✨
コレはもしかしたら外で食べた唐揚げの中では割と上位に入る可能性すらあった!
(もちろんオーストラリア内限定だけど)
ただメニューの説明だけを見ていた時に
シェフ夫が疑問に思っていたこと
キムチでマリネして
更にチリソースが付く
という“ダブルチリ”…..? なぜに?
(やはりオーナーのお国柄か🤔)
ソースがついてない部分の唐揚げを食べてみたけど実際にはキムチの味は全然しなかった
ソースは悪くなかったし
何より良くあるドライになり過ぎてるから揚げではなく
ジューシーでおいしいから揚げだった💕
値段に対して量は少なめだけどね…
多分、見た目から想像するに
鷄モモ肉をそのまま丸ごと揚げて
後からカットして出してる感じだった
仕込み的にはソレが確かに効率がイイ
続いてカツサンド
これココ数年で流行ってるのよね
多分 #海外の和食系レストラン で。
まぁフツーに美味しいという感じ
シェフ夫にとっては少しオーバーcooked氣味みたいだったけど
日本でよく見るトンカツも特にサンドイッチになっちゃってるヤツは通常はアツアツではなくなってるから
ちゃんと火が完全に通ってるもんねw
ウチのレストランで時々出してるトンカツは
もっとピンク色くらいで仕上げてるもので。。。😅
でもカツもサクサクで悪くなかった
ただ「トンカツソース」とメニューにあって出てきたソースは絶対に他にも何か混ざってたのだ
(トンカツソースで育ってきた日本人を侮るなかれ!)
シンプルにトンカツソースだけの方が良かったという感想…
そしてデザートに抹茶ティラミス💚
これも全然期待してなかったけど
全然悪くなかった!
すごく小さなオシャレ系のでも出てくるのかと思いきや
大きさもそれなりにあって
確実にここのキッチンで作ってますね、というティラミス😆
ウチのレストランでも昔はこのスタイルで作ってたから良く分かる
大きなラザニアとか作れちゃいそうなディッシュで作って
そこから大きなスプーンですくってお皿に盛るスタイル✨
なので逆に小さなサイズで出すのが難しいw
抹茶ティラミスもこのスタイルで何度かやってたっけ
しかもコチラのティラミス
何ならもう少し飾り付けてもイイんじゃないの?って思うくらい、そのままドカっと出てきた😂
この大きさなのに意外と軽くて甘すぎず
シェフ夫と2人でペロっと平らげちゃいました😆
スポンジも軽くてフワフワ
クリームはカスタードが使われてて
それが抹茶とも合ってた💕
このレストランに再度来るかと言われたら…
Yesです❣️
(こう思えたレストランめちゃ久々😂)
他のも是非試してみたい
(この辺りで良くある、違う日に行ったらシェフが違って全然ダメだった、とならないことを祈って🙏🏻w)
キッチンは炭火焼きの部分だけなのか分からないけどオープンになっていて
そこに今日いたシェフ2人はオージー系
ウエイトレスとウエイターはアジア人で
最初は「日本人かも?」とも思ったけど、どうやら違った模様
(それもあって食べログLiveは断念w
普段はレビューを書くというより生配信Liveで、その場での感想をそのままお届けするスタイルをとってます😊それを一部編集してYouTubeにアップした動画はコチラ👇🏻)
「#オーストラリア🇦🇺で流行の「アジアンフュージョン」て何?〜#国際結婚飲食店オーナーズ がバイリンガルで斬る❗️リアル #食べログ Live〜」
ウエイトレスとウエイターはやり取りしてるうちに韓国人かなと思って来た
よく考えればネーミングやロゴの感じはコリアンw
一見丁寧風なサービスなんだけど
まだ食べてる途中でお皿引こうとしたり
テーブルに来たついでに
まだ2/3くらい入ってるビールに対して「おかわりしますか?」とか
ちょっと意味不な部分はありました😓
あとは、お刺身用に出てきた醤油差しが明らかに前回使用されてからそのままの状態で出しましたね、という感じで
この辺りも高級レストラン風を狙いたいなら
もっと頑張って欲しいところ。
しかもジャパレス氣取りたいなら尚更ね
あとはメチャクチャ細かいんだけど
ウエイトレス&ウエイターがユニフォームはモノトーンでシンプルなのに、結構派手目なスニーカーを履いてたのが個人的にはどうなのかしら🙄と思った次第です
アルコール類はワインが豊富でした
シェフ夫はビール派なのでメニュー内で唯一の生ビールだったサッポロを飲んでましたが
コレ日系卸業者事情が分っちゃってるのでネタバレするとオーストラリアで出回ってるサッポロビールは日本産ではないのです😔
飲み比べると分かるけど、やっぱり日本のビールは日本の水で作ってるのが一番美味しい🍺
他にもコースメニューもやってました
次はディナーで来てみたいレストラン
場所も雰囲氣も悪くないからね😊
ごちそうさまでした🙏🏻
★オマケ★
ちなみにこの記事を見てメッセージをくれた地元の日本人談によると、チャコ時代に食べに行ったことがあり、炭火焼き系は食べずにお刺身系だけだったけど新鮮で美味しかった、とのことでした。
最後に、あたしたちが経営するカフェレストランはコチラ😊良かったら覗いてみてくださいね
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