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【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう「村山美羽編」】5話


「美羽〜ここのステップ、ロジラビかスポンジボブのどっちがいいかな....」
「ん〜.......ここって跳ねてる感じのリズムだったよね?」
「うん!でもどっちも跳ね系のステップだから迷ってて......」
「ん〜.......スポンジボブの方が曲に合うのかな....」
「え!しーもどっちかって言うとそっち!」
「じゃあ決まりだね笑」
「あとは......最後の締め方かぁ.....」
「結構決まってきたね」
「ね!.......ん〜一旦休憩しよっか」
「あり」
「みんな〜10分休憩で!」
『はーい!』
「飲み物買ってこようかな」
「行ってらっしゃい!」

文化祭......。
視線.......怖いな.....。

「村山〜」
「あ、沢村くん」
「休憩?」
「うん、沢村くんは?この時間まで学校に居るの珍しいね」
「なんか今年から僕らも出ろって言われちゃって練習中」
「え!じゃあギター弾くの?」
「うん」
「楽しみが増えちゃった」
「そんなに期待しないで」
「歌ったりはするの?」
「うん、一応ギターボーカル」
「へ〜......もっと楽しみになっちゃった」
「ハードル上げないで笑」
「笑笑」
「じゃあ戻るわ」
「うん、頑張ってね」
「村山も」
「👋」

そっかぁ.....沢村くん歌うんだぁ.....。
.......沢村くんの声落ち着くんだよなぁ。

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「じゃあ今日はこれで終わり!」
『はい!お疲れ様でしたー!』
「瞳月、一緒に帰ろ」
「うん」
「途中アイス買わない?」
「あり!」
「瞳月は何味が好きなの?」
「ん〜.....梨とか好きかも」
「梨?なんかぽい」
「そう?笑  美羽は?」
「最近ミルク系ハマってる」
「おいもじゃないの?」
「うん、おいもも好きだけどミルクも良いなぁって」
「じゃあなぎと沢村くんと一緒だ」
「あ、そう!沢村くんたちの影響」
「じゃあしーも今日はミルク系にしようかな」
「いいね」
「笑笑」

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