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【グラジオラスの花束 〜制服の人魚〜「石森璃花編」】4話


「礼央くん大丈夫?」
「ちょっと落ち着いてきました……」
「はい、これ飲んで」
「これは……?」
「カモミールティーだよ」
「カモミール?」
「うん、落ち着くと思うから飲んでみて」
「ありがとございます」
「雷苦手だったんだね……」
「はい……」
ピッシャーン⚡️
「うわあああああああ」
「😳」
「あぁ……もう……」
「れ、礼央くん……😳」
「………」
「………」ヨシヨシ
「……あ!ごめんなさい!!」
「いや全然!誰にだって怖いものの一つくらいあるよ」
「すみません……汗臭かったですよね」
「いやいや!全然気にしないで🙂」
「........」
「........あ!片付けの続きs」
「もうちょっと居てほしいです」
「........私だって汗臭いかも」
「そんなことないです........璃花さんは落ち着く匂いがします」
「そ、そうかなぁ.........」
「.....はい」
「.....雷苦手なんだね」
「小さい頃、雷が鳴ってる時に事故に遭ってトラウマで......」
「うちの親も今日みたいな雨の日に事故に遭ったんだぁ.....」
「そうなんですね.....」
「だから私もトラウマまではいかないけど苦手だよ」
ピッシャーン⚡️
「キャッ!」「うわああ!!!」
「停電.....ちょっと一瞬キッチン確認してくるね」
「はい.......」
「すぐ戻るからちょっとだけ我慢してね」
「.........」
「.........ここらへん一帯停電してる」
「.........」
「怖い.....よね」
「.....はい」
「おいで、一緒に毛布に包まろう」
「すみません」
「礼央くんは好きな食べ物ある?」
「.......え?好きな食べ物ですか?」
「うん🙂お話してたらちょっとは楽かなと思って」
「えーっと.......璃花さんが前に作ってくれたドライカレーが好きです」
「え!?嬉しい......」
「......ほんとですからね?」
「ありがと笑」
「璃花さんは?」
「私はね〜お母さんが作ってくれたハンバーグが好きなんだぁ」
「......いつか僕も食べられますかね」
「うん.....頑張るね」
「.......」
「.......礼央くん?」
「.......zzZ」
「寝ちゃったのか......笑」
「.......かさん」
「.......ん?」
「.......璃花さん」
「😳......ふふ笑  おやすみ」

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