ツボる昭和秋歌・3選
①思秋期/岩崎宏美(1977)
初めてお小遣いで買った、EP(シングルレコード)。
なので昔から大好きな曲でしたが。
今年はいつも以上に、聞きたい1曲。
夏が長買ったので、きっと今年の秋は短い。
だからからかな、こんなに聞きたいのは。
宏美さんの歌声が心に響く。
名曲なので、たくさんの方がカバーしてます。その中から。
歌が上手じゃないと歌いこなせない曲。
②秋止符/アリス(1979)
初めてラジオから流れてきた時の、カルチャーショック。
秋ってなんて寂しくて切ないのだろうって。
当時11歳。
冒頭の歌詞「左利きのあなたの手紙 右手でなぞって真似てみる」。
“元々違う立ち位置にいるあなたには、いつまでも近づけない。
この恋は決して実ることなく、散って終わるのね“
そう解釈できるようになったのは、もっとずっと後。
③ロングバージョン/稲垣潤一(1983)
よーく考えてみると、歌詞に「秋」っていう言葉はない。
私の中では、秋の歌。
「シングルプレイのつもりが、いつか気づけばロングバージョン」
こちらも、意味の内容を解釈できたのは。ずっとあと。
湯川れい子さんの詞と、安部恭弘さんの曲と、稲垣さんの湿気をおびた歌声。
3つが合わさって、たまらないほどの切ない秋歌です。
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