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料理と私~いざ関西へ~

2年の学生生活をした上で挑戦したい。
その時1人の先生だけが関西への提案をしてくれた。

他の人たちはどうせ受からないから安牌にいけと…

その先生のひと押しは今の私に繋がっている。

アルバイトで少し基礎を学んだ私は天狗になっていた。

大阪に、上陸
私にとっては環境すら冒険だ。
何故なら信号は無数電車や地下鉄も走っている。

時間におわれる生活の始まり。

幸いにも先輩方にら恵まれて皆さん優しくしてくれた。

料理長を初めとする。2人の主任に毎日毎日笑いあり涙ありの指導をして頂いたのです。

入って2日目に恩師であるシェフにどうやったらはやく料理長になれますかと、飛んだ質問を今でも覚えている。

シェフは優しくこう言った。

野津よー毎日毎日あったことを自分なりにまとめろ。
そしたらいつかは料理長になれる。

と言う言葉だった。

それと同時に1本の包丁を頂いたのだ。

安い包丁やけど俺とアメリカに行った包丁や。

この包丁こそが今後の励みだった。
自分ははたして、こんな大切な物を頂いていいのか!

重い包丁は時に私の背中を押してくれたのも事実だ。

始発終電は当たり前
毎日毎日時間が足りないくらいだった。

1年少したったある日一通の電話が入った。

今から行きます。

それはアルバイトの時からお世話になった料理長からの電話だった。

そこから数ヶ月後突如として大阪を去る。

島根に戻る決断をした。

島根に戻ると身体が凄く鈍りそうだった。

関西とは違い1日が長く感じた。

そんな中特別な1報が入った。

特別な一日

その一言で内容は明かされなかった。

謎に包まれた数日後

僕の人生に訪れた転機

皇室のお仕事だった。

続きは次回~特別な一日~


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