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【日記】記憶の回路

バックの納豆のビニールってありますよね。

これね。
このビニールを剥がそうとすると、やたらと糸が伸びるし納豆の豆も付いてきちゃったりしてどうも扱いづらい。
昔はそう思ってました。
しかし、だいぶ前に引っ張る方法を知ってからはストレスがなくなった。

こういうことですね。
パックのフタを押さえて、間からビニールだけを引っ張る。
そうすると引っ張る糸も少ないし、豆が付いてくることもない。
そして引っ張り出したビニールは、

フタの裏にペタっと貼ればオッケー。

実はこの方法をを知ったのはテレビ番組で、岡江久美子さんが紹介してた。
なんの番組だったかなー?思い出せない。

岡江久美子さんといえば、女優はもちろん、親しみやすいキャラクターでバラエティにもよく出てましたね。
タモリさんが笑っていいともで、
「あんた、自分のこと美人だって気がついてないでしょ?」
と言っていたのを思い出す。

人間の記憶というのは不思議なもので、ボクは岡江久美子さんに特別な思い入れはないんだけど、納豆を食べようとするたびに岡江久美子さんを思い出す。
そんな状況がおそらく、15年、20年くらい経っていると思う。
そしてついに、冷蔵庫から納豆を出そうとした時、頭に岡江久美子さんが浮かんだ。
一瞬だけ、
「ん?岡江久美子?」
と疑問に思った。ああ、そうだ、裏技だとすぐに理解したけど、ボクの頭の中で、

納豆→裏技→岡江久美子

の流れが、

納豆→岡江久美子

そう直結した瞬間だ。
もうパブロフの犬的に、納豆を見ると岡江久美子さんを思い出してしまう。
岡江久美子さんも天国でそんな思い出され方をしているとは思ってないだろうな。

この例は意識的に繋がっているのが分かるけど、無意識に繋げていることもあるだろうな。
それが、何か心配、とか、成功しそうな気がする、とか、いわゆる「勘」に繋がるのかも。
勘ピューターなんて言うけど、こうした経験や記憶の蓄積から弾き出した答えなら、あながち間違ってないのかもしれないなぁ。

なんて考えながら納豆を混ぜていると、良い塩梅に仕上がってたりするんだよね。

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