【日記】その制作過程は?
今朝、新原わたりさんのコチラの記事のコメントで、バーコードが絶滅危惧種ですね、というやりとりをした。
勝手にリンクしちゃいますが(笑)
男の悩みだった、いわゆる「ハゲ」。
今はすっかりスキンヘッドが市民権を得て、無駄に足掻かず剃ってしまうのが潔しとなってきました。
こうしてハゲが好きだと連呼する女性も、意外と少なくないんじゃないかな。
これでもうハゲるのは恐くないかもね。
そして今や絶滅危惧種となったのが「バーコードハゲ」ですね。
昔はサラリーマンや政治家のユニフォームなんじゃないかというくらい多かったバーコード。
あの髪型を見て、いつも不思議に思っていたんですよ。
何かというと、あの髪型は「自然にはそうならない」はず。
つまりこういうこと。
そうなんです、被せる髪の毛は長くなければならないんですよ。
これはかなり不自然な髪型。
全体的にカットしたらバーコードになるということはないんですよね。
ということは、どこかの段階でこの髪型にするために、一部を切らずに伸ばし始めるということですよね
これは床屋との連携プレイ無くしてはあり得ない。
そうなると、これはどちらが言い出すのか?どうやって言い出すのか?
かなりナイーブな話ですよね。
「あ、いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」
「今日は店長が切ってくれるの?」
「もちろんですよ。で、いつも通りの長さで良いですか?」
「いや、さすがにもうだいぶ来ちゃってるんで、どうしようか悩んでるんですよね」
「あー、そうですねぇ。だいぶ地肌が見えちゃってますもんね」
「だよねぇ・・・」
「そろそろ始めた方が良いかもしれませんね」
「いろいろ育毛剤も試して見たんだけどね・・・。じゃ、お願いします」
「わかりました。では、この部分、切らずに残しますね」
「どれくらいで完成するの?」
「多分、半年くらいで被せられると思います」
「いよいよバーコードかぁ」
とかなんとか、床屋でこうした会話があったと思うんですよね。
その場に立ち会いたい。
聞きたいなぁ、この会話。
哀愁が漂ってそうだよなぁ。
バカにしているわけじゃないんです。人生の大きな転換期のような気がしてね。
なんというか、何か老いていく自分を受け容れるような。
バーコードが完成したら、お客さんと店長で、無言で熱い握手を交わしたりしてね。
その場にも立ち会ってみたいなぁ。
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