うふふなミカン、誕生の瞬間
うふふなミカンっていう名前。おかげさまでよく覚えていただきます。ありがたいことです。
つくるひと、たべるひと、そして大地もうふふと微笑むミカン。300年後の子どもたちの笑顔を守る里山。
そんなことをイメージしています。
実際に新商品なりサービスの名前を考えるときって、きっと大半の方がうんうんうなりながら、たくさん思いをめぐらすんじゃないかしら。
かく言う私もその一人。名前ってとても大切ですよね。名前って、たくさんの思いを伝えてくれる大切な存在。文字や響き、意味など考えながら、自分が何を伝えたいか、何を実現したいのか、自分自身に向き合う時間でもあります。
うふふなミカン(当時はまだ名前すらない)のコンセプト決め。とあるお宅にお邪魔し数人に協力をお願いし、うんうん考えていたところ、そのお宅の娘さんが帰ってきました。
「おかえりー、Cちゃん」
全員が顔見知りなので、Cちゃんもその場に自然と着席。おやつも食べ終え飽きてきたCちゃんは、うんうん言ってるお父さんに、いたずらを始めました。
そのうれしいそうないたずらっ子の顔が、まさに!「うふふ」だったんです。(一説によると「いひひ」)
うふふなミカン誕生の瞬間でした。
子どもの笑顔は平和の象徴。子どもたちが笑顔でいられる、ミカンを食べて笑顔になる、これは平和な世の中でこそできること。うふふなミカンの根底には、こんな祈りにも似た想いがあります。
私はこのことを考えるといつも胸が締め付けられる思いがします。大げさじゃないなって思う機会も増えている氣がします。
でもそんな中、私にもできることがあって、さらに応援してくれる仲間がいる。本当にありがたいです。もしかしたらミカンのオレンジ色が私の心を前向きにしてくれているのかも知れませんね。(写真はCちゃんではありません)
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