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「めざめない眠りが訪れる前に」 ~地球が私たちを見捨てる前に~

「めざめない眠りが訪れる前に」
~地球が私たちを見捨てる前に~

あなたも わたしも だれにでも
豊かな人 貧しい人 だれにでも
好むと好まざるとにかかわらず これだけは平等に
必ずいつか めざめない眠りが訪れる

突然なのか ゆっくりなのか
自分で決めるのか いやおうなくか
それは人それぞれ 十人十色かもしれないけれど
必ずやがて めざめない眠りが訪れる

その前にしておかなければならないこと それを必死で考える
その前に伝えておかなければならないこと それを何度も話しておく
大地や空や海原が 地球が私たちを見捨てる前に

人類が消えた世界にならないように
めざめない眠りにつく前に めざめない夜がくる前に

わたしも あなたも だれにでも
尊い人 卑しい人 だれにでも
えり好みできることなく することなく 絶対に平等に
必ずいつか めざめない眠りが訪れる

早すぎるのか 遅いのか
まきこまれてか 惜しまれつつか
それは人それぞれ 十人十色かもしれないけれど
必ずやがて めざめない眠りが訪れる

その前に未来からの預かり物 それを必死で守り続ける
その前に残していかなければならないもの それをまじめに作り続ける
鳥や獣やウィルス(獣やすべての生き物)が 地球が私たちを見捨てる前に

めざめない眠りにつく前に めざめない夜がくる前に
人類が消えた世界にならないように 地球が私たちを見捨てる前に
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新型コロナ禍も環境問題、つまりは人類の文明病。
いま構想をまとめている、環境問題、気候危機を巡って、すべての生き物と人間の紙芝居のエンディングソングの仮歌詞を書いた。

本来なら人間とは接触しない人跡未踏の地の生き物の中でひっそりと静かに共生していたウィルスの暴走。

野生のパンダを中心とした、過度の開発で住処を追い立てられていく難民動物(生物)と、人間の少女、少年たちが立ち上がって、環境問題や気候危機に真剣に取り組むように、いまさえ良ければいい、経済が発展していけばよいという考えの大人たちに訴える活動をしていく。

果たして荒ぶる地球を、生き物たちが幸せに暮らしていける地球に戻すことができるのか。未来からの預かり物の環境を元に戻すことができるのか・・・、そんなお話し。

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