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「電話ボックス」を撮影するひと

先日、20時頃だったでしょうか
近所にある「電話ボックス」をスマホでいろんな角度から一生懸命撮影している方がいました。


思わずつられて、私もパシャリと一枚撮影しました。

「電話ボックスがここにあることさえ意識してなかったな・・。」

20年以上前ですが、NTTに新入社員で入社した私ですが、気がつけば「電話ボックス」の存在すら気にかけなくなってました。

「もしかして、今時は公衆電話って超レアなものなのかも?!」


そう思い調べてみると・・



東京都 14,596台



結構どころか、めちゃあるやんw
通信業界で働いているのに知らなかった・・・(反省)


どうやら、総務省告示に定められている都道府県別の設置台数の基準があるらしく、市街地においては500m四方のメッシュ区域あたりの設置台数の基準が設けられているとのこと。

東京都の場合
メッシュ区域数 4,853区域
設置率 85.9%
必要数 4,169台

東京都はダントツでメッシュ区域数あたりの設置率は高かったですが、実際の設置台数は、その基準数よりも1万台以上も多いことになります。

昨年度のYahoo!ニュースです。

予想通りですが、年々減少傾向にあるようです。
上記の様に総務省の定める設置台数の最低基準はあるものの、もうしばらくは減っていくんだろうなあ。

2020年3月末時点における日本国内の公衆電話総数は15万1313台。
前回年の15万5214台からさらに3901台・2.5%の減少



昔は、ポケベルを送るために公衆電話に行列ができていたものです。
私が大学生の頃だから、30年近く前の話ですが。

それから、携帯電話の普及、スマートフォンの普及で、”電話”は持ち歩くものになりました。

最近は「電話ボックス」のような形をした個室型ワークスペースもちらほら見かける様になりました。

いずれにしても、仕事をするのが目的の場所だとすると・・
電話からWeb会議になり、そうなると
ガラス張りでもしもし電話機がある「電話ボックス」が
見えない個室でWi-Fi・コンセント、デスク・イスのある
「個室型ワークスペース」に変わっていくのかな、と改めて考えました。



もしかして、電話ボックスを撮影していたひとは、なくなるのを知っていて撮影していたのかな?

それとも、noteのみんなのフォトギャラリーにアップされているのかも・・・笑

電話ボックス(公衆電話)の写真も絵になるかもですね。

今度、公衆電話で実家にでも電話してみるかな〜。30年ぶりに・・・(笑)



©️Mahalopine

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