【バトンリレー企画2022】 noteにのせる想い
「バトンリレー企画2022」に参加させていただきます。
──こんな私にバトンを渡していただいたのは、なんと作家の高見さんでした。愛のある文章、華道家でもある高見さんの生け花は、感化されるものがあります。私の母も華道家なので親近感もあったりして。
バトンリレーいただけたのは嬉しかったです😊
ありがとうございます。
少し考えて、自分の人生をいろいろ振り返ってましたが
noteをはじめてからの、心に残っているエピソードをお伝えしたいと思います。下書きにタイトルだけ書いて、続きがかけていなかったものです。
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noteにのせる想い
去年のクリスマスの日の夜。
noteで見知らぬ方からフォローがあって、ある記事が目に止まった。
僕のnoteは、フォロバをポリシーにしていて、知らない方でもフォローして、どんどん繋がりをつくっている。SNSの繋がりの考え方はいろいろあるけれど、まずはたくさんの方と繋がることで、セレンディピティな出会いがあるように思うから。
そんな気持ちもあって、その記事も特に気にせずに読み進めていた。
内容は少しショッキングなものだった。
僕が相互フォローしていて、何度かコメントをやり取りしていた方が、不慮の事故で亡くなられたというもの。
その方のご友人の記事だった。
「亡き友人の生きた証をカタチに」
その方はnoteをやっていたわけではなく、アカウントを登録して、はじめての投稿がその記事だった。ただただ、ひたすらに、その友人への想いを綴った文章は、タイトルも内容もストレートで心に突きささった。
──思わず、本当にそんなことが起こっているのかと、フォロワーだった方のアカウントを確認しにいった。
更新はとまっている。
Jerryさんは、日々の出来事や感じたことを気さくでありのままに綴っていた方。繊細な心をお持ちで鬱病に何度もかかって生活環境を変えながら、"まっすぐに生きている人"だった。
しばらくの空白の時間。
noteというSNSでの繋がりは、もちろんリアルでは会ったことのない人ばかりだし、お互いの記事ストーリーで触れ合って、お互いの気持ちが触れ合うもの。
友人の方の記事が本当なら、このアカウントは、もう更新されることはないんだな、と気持ちを噛みしめる。
──しばらく時間を置いてから。
その友人の方の記事にコメントを記載した。
その時、僕も関わっていたフォロワーとして情報発信をしようと、シェア記事のボタンを押して、タイトルを書いた。
でも、その時は文章が出てこなくて……
なにをかいていいのかわからない。
正解などないけれど、ありきたりの世間体を気にした文章なんて、何の意味もない気がして。悲しい気持ちはもちろんあったけど、そんな自分の感情とは、もっと違う、そのひとが"生きた証"は、もっと崇高なもののように感じた。
──────9が月が経った。
それからの僕のnoteは、エッセイなどを書くとき、
少し自分に正直な気持ちを、ありのままに出せるようになった気がする。
ひとは生まれた時から死と向き合って生きている。
もちろん、未来の世界では、テクノロジーの進化で
もっと生命を維持することができたりするだろう。
老化が科学されたり、臓器を再生したりして、不老不死へのチャレンジは人類の長い歴史の中でも永遠のテーマだ。
生きた証。
「もし明日世界が終わるとしたら」ビジネス研修などでも、よく出てくるメタファーは、新しいモチベーションの源泉になったりする。
人に優しくなれたり。
自分に優しくなれたり。
もう会えなくなったひとを思い偲んだり。
noteの記事にのせる想いは、僕の生きた証になるんだろうか。
ちょっとカッコつけて詩人になったつもりで文章をかいたり、仕事の話を専門家ぶって書いてみたり、感情のままに散文を綴ったり、俳句にチャレンジしたり、ギターの弾き語りや、いい歳してぬいぐるみの写真をアップしたり……
いまこうして、バトンリレーの素敵な企画に参加できたりしていることも全部そうなんだろう。
noteにはみんなのまっすぐに「生きた証」が溢れている。
インターネットの世界でデジタルに残りつづけて、未来の人たちと触れあう永遠の機会が広がっている。
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あとがき
ずっと下書きにあって気になっていたエピソードでした。
記事にする機会をもらって感謝しています。
高見さんありがとうございました😊✨
また、楽しいバトンリレーを企画してくださったチェーンナーさんにも感謝いたします。
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次のバトンリレーをお願いする方は……
俳句幼稚園とnoteギター部で仲良くさせていただいているほりべえさんにお願いしたいと思います!(俳句の時もバトンリレーしちゃいましたがww)
ほりべえさんは、ほんと楽しい記事を書かれる方で、読んでいると明るい気持ちになります。
最新記事はこちら〜
ほりべえさん、よろしくお願いします!
あとでコメント欄もお邪魔しますw
この記事が参加している募集
記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!