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使い古されてカビのはえた言葉は避けろ🧐

前に「シズル感」という言葉がわからなくて調べていくと「ホイラーの公式」という、元祖営業の神様エルマー・ホイラーの本があったという記事を書きました。こちらなんですが↓

それからホイラーの公式の本を買って、昨日やっとのことで読了いたしました。古い本でしたが意外にも参考になったり納得させられたりすることが多かったので、ぼちぼちと紹介していきたいと思います。読書ログはまたの機会にして、中盤にでてきた中でひとつご紹介します。

使い古されてカビのはえた言葉は避けろ

近所の老人の例え話。

話が始まると、何回も「言い換えると・・・」と前置きしては、同じことを繰り返して話す老人・・・。

何かきいたことがあるようなフレーズですよね。
この使い古されたフレーズを使う人には3つのタイプがいるとのことです。

①  言おうとしていることを正しく言い表していないのではないかという恐れを抱いていて、今言ったことを言葉を変えて繰り返し話す必要があると思っている人。
②  相手に対して優越感を持っていて、自分の言ったことを繰り返し「話してやる」のが当然だと思っている人。話を相手のレベルまで「落とす」必要があると思いこんでいる。
③  自分が話すのが好きで、何かと口実をつけては繰り返し自分の考えや人のうわさなどを話す人。「言い換えると・・・」ということで、相手には話させないで会話を独り占めしようとする。

この手の人・・・結構いますよね。私はそこまで言ってないと?!思いますが、この手の言い回しは伝染するような気もしますね。長々と自分の話を得意げに話す時には使い易いということもあるのかなぁと。

話し上手になろうと思ったら「言い換えると・・・」という言いまわしは避けたほうがよいとホイラーさんは言います。

かわりに「例えば・・・」というフレーズを使うのがよいとのことです。
「例を挙げますと・・・」などといって、自分の例や利点や証拠を述べることで相手にわかりやすく伝わる話し方になります。

あと類似語でこれらも、絶対つかわないほうがいい表現だそうです。

「もっとはっきり申し上げますと・・・」
「分かりやすく言いますと・・・」
「さて、これからの演題は・・・」
「申し上げますが・・・」
「すでに申し上げましたように。。。」
「お分かりですか?」
「これから申し上げることは内密に願いたいのですが・・・」
「存じません、はい。そうでなければ・・・はい」
「ご存知のように、家はそちらにあり・・・、ご存知のように・・・入り口はこちらです。」

うわーーー。ここまで出されると、いくつか思い当たるフレーズがありますww
確かに格好をつけて、前置きが長くなるよりも最初から本題に入るべきだし、何もなんども"はっきり"申し上げたり、"分かりやすく"言うくらいなら最初から言えってことですよね 笑笑
ほんと、その通りです・・・。最後の"ご存知のように・・・"もみんな使うよなーーー。内心「ご存知じゃないんですが・・・」と思うこともあります。
あと「釈迦に説法ではございますが・・・」とかかww

まさに、"使い古されてカビのはえた言葉は避けろ"ですね
肝に銘じておこう😅


©️Mahalopine


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