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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2023年9月の記事一覧

どんぐりころころ

朝の散歩で毎日神社にいっていると 季節の移り変わりを日々感じることが多い。 この日も手水舎でお清めをしたとき どんぐりがころりと一つ落ちているのが、ふと目に入った よくよく地面をみてみると、たくさんのどんぐりがころころと転がっている。 ついつい足をとめてどんぐり拾い 童心にかえって集めていた なんともころころと実がつまったどんぐりをみていると 美味しそうに見えてくる スマホ片手に調べてみると─── 案の定、渋ぬきせず、そのまま食べれるものもあるとのこと。 縄文時代の

再生

朝の平和記念公園から原爆ドームを眺める

広島小旅行。せっかくだから朝5時起きして、平和記念公園でやっているラジオ体操に参加。 場所が変わるとやり方もぜんぜん違っていて、みんな広い広場に各々がラジオとかもってきて体操をしていた。先生みたいな人もいないし自由な雰囲気が楽しかった。 終わってから、手帳にはんこを押す行列がすごい人数でびっくり。 ラジオ体操は地元コミュニティーでの人気コンテンツなんだと感じた。 朝の平和記念公園は人も少なく静かな空気に満ちている。 いたるところにたくさんの千羽鶴。 心を静かにさせて平和への祈りを捧げた。 原爆ドームの方を眺めると朝日がきれいだった。 8時30分から資料館をゆっくりみようと思う。

朝のひととき

「なんか今日は暑いね」 神社にお詣りをしてから歩き始めると少し涼しくなった風の中でギラギラした日差しが射し込んでいる。 さっき神社の急な階段を登って、体はいい感じにアップされた状態。心地よい暑さに感じる。 「まだ入道雲あるしなぁ」 ビル群の奥の方に入道雲が見えた。 今週も気がつけばもう木曜日か。 週末はシルバーウィークだな、 どこかにふらりと小旅行にでも、と、今晩あたりに計画する予定。 土曜日の午前中までちょこっと仕事だから 午後からゆったりといくかなぁ。 今日も

一日の終わりに

スケジュールがみっちりと詰まった一日が終わった。 18時過ぎ、一息ついて読書でもしようかな・・・とカフェにふらりと立ち寄った。ホットコーヒーを片手に席について本とノートを出す。 と、メールが少し気になってしまい、ついついPCを開いてしまった。 こんなことをしてしまうとせっかくの休憩も台無しで、メールに返信したりと、また頭は仕事モードになってしまった。 そんなこんなで──細分化された時間のスイッチをこまめにオンオフ意識しないと、いつまでたっても心は休めない状態。 今日1日

【エッセイ】想いの感染

ひとが集団になって 何かに一生懸命取り組む。 仕事はそれの連続で── 各自がタスクを積み上げて アウトプットとなる成果物を造り出すこと。 いろいろな年齢や性別、 価値観の異なるひとが集まった方がいい、 議論する時は建設的な批判も大切で そのなかで──、 アウトプットはブラッシュアップされてゆく。 試行錯誤の連続。 ロジックや過去の経験、 成功例や失敗例からの学び。 意見する時の伝え方、 コミュニケーションからのストロークで 湧き出る感情──。 しっかり休むことも重要、

九月の御製からのインサイト

千早ぶるかみの力によりてこそ われをたすくる人もいでけれ 靖国神社の九月の御製。 明治44年は西暦1950年、73年前に詠まれたものでした。 現代に置き換えると「千早ぶる」力というものは いったい何なのだろう、とふと考えました。 科学やテクノロジーは私たちに大きな力を 与えてくれていることに間違いはありません。 リーダーシップやマネジメントも ひとを惹き付けたり、チームで動くために必要な仕組みだったりします。 それらがあった上で いまの世の中があるんだとすると 平和な世

【エッセイ】“目的”を持っていきること

九月になった。 町会長になってから 近所の小学校の便りが毎月届くようになり 子どもがいない僕は なんとなく我が子がいたら男の子かなぁ とかぼんやり思い浮かべながら 便りに目を通している。 昔は九月から始業式があったように記憶していたけど 今は少し早く始まっているようだ 小学生だった頃は、長い夏休み明けは 気合いを入れないとと思いながら 不安の方がいっぱいになっているような気持ち でも、学校に行ってみると いつものお調子者キャラが前に出て がむしゃらに生きていたような感覚が