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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2022年10月の記事一覧

宗像の朝

宗像国際環境会議の三日間が終わり、 翌朝の早朝に関係者のホットなメンバーと 宗像の海に禊にでかけた。 昨晩は遅くまで 環境・自然・生命・未来への熱い討論。 そのほとぼりの冷めない心で 清らかな朝の海にでる。 心地よい風の中、 はだしで砂浜を踏みしめて からだ中で自然を感じるとき、 一体感・高揚感・充足感。 あたたかい気持ちになってくる。 海に入ると容赦なく 高く大きな波が次から次にきて、 皆を飲み込まんとばかりにうちつけられる 頭までみずに浸かって 全身を清らかな海

宗像の夜

宗像国際環境会議に参加した。 三日目だけだったけど、 自然との共生 気候変動や自然 資本主義の新しいあり方 “常若” とこわか 生命の源泉。 日頃、仕事でかんがえていることや いろんな本を読み漁っていたことの 何倍も深く考えさせられた一日。 宮大工の小川さんの言葉は 論理的にではなく 直情的に響くものだった 修行とは。 自然と共生するということは 生命として自然に生きること。 宗像大社で日が暮れ、 月がのぼり 星が輝いていた。 明日は朝の海で禊をする。 気持ち

【エッセイ】忙しいと思うとき

朝はいつも6時に起床。 平日も休日も決まった時間に起きるようにしている。 ──朝9時、忙しない時間がはじまる。 社畜サラリーマン的に、がむしゃらに働いてきた世代だけど 最近ではフレックス勤務や在宅ワーク、 リモートでの働き方は世の中に定着して、 個人のスタイルに合わせた多様な働き方がトレンドになってきた。 訪問や来訪、出張とかも、 ちょっと前の頃のように少し戻ってきたような気もする。 「あ〜、忙しいわ〜」 思わず呟きそうになる。 忙しくすることが、かっこいいと思っ

【エッセイ】秋の風

秋の風が好きだ── 歩き出して少しカラダが温まってくると さっきまで肌寒かった感覚がなくなって 少しあったかい季節にもどった感じがする──。 行き交う人びとは 衣替えをしているひともぼちぼちいる 「シャツ一枚じゃ、寒いんじゃない?」 「ぜんぜんあったかいから大丈夫よ」 そんな会話の中で、ここちよい秋の風が流れている。 ──駅前の外濠にかかる陸橋から、 帰省したばかりのカモさんたちを、少し立ち止まってみていると、 元気に動きまわって、チャプンと水の中にもぐったりしてる

なかなか筆がすすまないとき

こんばんは。 noteの記事、何かか書こうとした時 なかなか筆がすすまない気がして スマホやタブレット、PCを触らずに ゴロンと寝っ転がって、そのまま寝てしまう😴 なんてことありません? 今日の僕がそうだったのですが(笑) ネタはハッシュタグなどみて応募したり 皆さんの記事みたりして 簡単に見つかったりするんですが なかなか気が進まなかったり。 ポイントのひとつは 記事を書くという作業を 簡単に快適にするか? ということがあるのかなと さっきお風呂で考えておりました。

【エッセイ】"休日のはじまり"はラジオ体操

休日の朝は、いつもよりも早起きして 一日をゆっくり長く過ごしたい。 ──5時起床。 少し二度寝(笑)するのも気持ちいい。 6時に家をでて、 朝の散歩に出発する。 お目当ては、いつもの神社でやってる"ラジオ体操" 最近少しハマりだした。 神社に到着、まずは本殿にお参りをすませる。 「おはようございます!」 「お気をつけて、いってらっしゃいませ」 いつも警備員の方は、敬礼しながら、元気な声で挨拶をしてくれる。 こちらも会釈して、挨拶する。 気持ち良い朝のはじまり──

【エッセイ】金曜日の仕事がおわって

今週末は久しぶりに大きな予定がなくて ゆっくりとした時間がとれそう 10月── 仕事もちょうど上期がおわり 下期がスタートする時期 プロジェクトの棚卸や 体制が変わったり いろいろなことの節目となる季節。 忙しない日々のデイタイム── オフィスに出社しても オンラインミーティングばっかりとか笑 いいんだかわるいんだかだけど── 一週間の終わりの金曜日のこの時間は 時間がゆったりとしていて、 いま横のスマホでやりとりしている ビジネスチャットも穏やかな会話になる。 今日は

【エッセイ】秋の夕暮れ

秋の夕暮れ── さっきまでの雑踏は静まって 夜の帳のカーテンがおりてくる スマホの通知をオフにして チャットやメールや電話やYouTubeやTwitterやインスタ…… ゲームや音楽やニュースや記事なんかも全部シャットアウトして 「ぼーっとすることも大切だよな……」 鼓動がゆっくりになってくる感覚 時間だけがゆっくりと流れている ──今朝の散歩道で、 脇の草むらから元気な子供の雀が飛び出した 「うわっ、ネズミかと思った!」 「元気な子供やな〜」 「雀