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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2021年12月の記事一覧

大晦日の朝も、いつもと変わらないルーティンを😊

12月31日 大晦日。 朝8時半、少し遅めに布団を出て「めっちゃ寒いな〜」と外をみると 大きなぼたん雪が、静かにしんしんとふっておりました。 今年の年末は、東京から始まり京都→岐阜→愛知(イマココ) と移動しておりますが、この辺の冷え込みが一番きつい気がします。 寒さの質がちょっと違うというか、なんとなくシャンと引き締まる感じがするんですよね〜。 ——————————— 大晦日なんでちょこっと振り返ってみると、今年の私の一番の成長は、朝のルーティンを1年間続けられたことで

京の夜に魅せられて

年末の京都小旅行。 仕事関係のお付き合いの方々とご一緒させていただき、プライベート旅行では絶対にいけないような地元の方々が愛されているお店に連れていっていただいた。 祇園の料亭。もちろん一見さんお断りなんだろう。 そんな中で、予約をとるのもすごく大変な人気のお店だそうだ。 女将さんが常連さんに一年のお礼のご挨拶で声がけされている。 「ほんまにもう、さむなってかなわんなぁ。」 外は雪がちらちらとまっていたから、掘り炬燵の席に座ったとき、 床暖房になっている畳があったかくて心

【エッセイ】雨上がり、クリスマスの日の神社

12月25日 クリスマスの日。 昨日の夜は曇り空だった。 “今年一番の寒波がくる”と、ニュースが騒いでいるのを小耳に挟みながら 「朝になったら、もしかしたら雪化粧してるのかな」と思いながら散歩に出かけた。 道路が濡れていたから、雨が夜更けに降ったんだろう 雨上がりの空気が気持ちよい。 いつもの神社のお散歩コースを歩いていると いつもと少し雰囲気がちがった。 空気や彩りがしっとりとしていて やわらかい穏やかでしっとりとした気分になる。 すれ違った外国人の家族。 お父さん

【エッセイ】人間は多面体

ひとは生まれたときから尖った(トンガった)人はいない。 泣いたり、笑ったり、純粋で素直でまんまるもの 誰も敵をつくらないし、愛されるもの。 トンガったキャラクターへの憧れ自分の中で昔から、トンガった人は非凡な能力があって ちょっと男らしいリーダーで、かっこいいという憧れがあった。 小さい頃から、目立ちたがり屋な性格もあって 小学生の学級委員から始まり、生徒会長、通学団長、部活のキャプテン サークルの創始者、飲み会グループのリーダーやら・・ 血液型がAB型だったことも相ま

【エッセイ】20回目の記念日に

12月8日。 20年前の今日、名古屋の金山駅にあるANAホテルで結婚式をあげました。 当時、NTTだったので、ISDNの通信速度(64+64=128)として覚えやすい日(笑) 「結婚したら、絶対に東京で働くようにするから、ちょっと待ってて!」 根拠のない約束の中で、がむしゃらに異動希望を出して、3ヶ月後に上京して、いまの東京の暮らしとなった。 20年という年月。 ちょうど生まれてから成人式になるまでと同じ時間。 長いよな〜って、あらためて噛みしめています。 ————