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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2021年7月の記事一覧

【エッセイ】台風一過の朝

ちょうど寝ている間に台風が過ぎ去ったようだ。 まだ東北の方で激しい雨のおそれがあるようだけれど、都内はなんとか無事に乗り切れたな。強いて言えば昨日の朝のウォーキング時にシューズと靴下がずぶ濡れになったくらい。 台風一過の朝。 むしむしと湿度が高く、生暖かくて湿った空気。 ベランダに出て深呼吸をすると、少しスカッとした。 昨日は雨が降っていたから、蝉たちも大人しく鳴いてなかったけれど 今朝は元気にジージー、ミンミンと鳴きだしているな。 今日の予定は5コマ。 たいだい1コマ1

4連休スタート。オリンピックについて考える。

おはようございます。 4連休最初から6時起き(いつもの目覚ましで)しちゃいました😅 なんとなーく毎日ひとつイベントを入れたいな〜と思ったりしてましたが、皆さん、どんな予定たててますか?子供がいる家庭は、夏休みだから車でどっかにお出かけとかしてるんですかねぇ。キャンプとかですかね。暑そうだけどw そういえば明日はオリンピック開会式。 すでに一部の競技が始まり、いよいよ"待ちに待った"ではなくて、"待ちに待ちすぎた"東京オリパラがはじまるわけですが・・なんだか、ほんと複雑な気持

「Web会議あるある」からストレスがたまる原因を考える

本業はIT系でクラウドサービスの営業・マーケティングを生業としているので、その手のクラウドサービスは日々使うことが多いのですが、その中で一番利用頻度が多い「Web会議」について、"あるある"を考察してみます 相手によってWEB会議の種類がバラバラ、使い勝手が違って混乱「結局、ずーむ、みーと、うぇぶえっくす、ちーむす、は全部覚えないとダメなんでしょ?全部インストールはしたけど、ホントめんどいわー」 という声が聞こえてきそうですが、Zoom飲みとか言葉は流行りましたが、現状は相

アサーティブ・リーダーシップ ~久しぶりの元上司との電話

久しぶりに、以前に上司であった方に電話をした。 5年前くらいに一緒だった方だ。 今は関連会社の社長をされている。 その頃の私はまだまだ未熟で(いまもだけれど)、でも、その方は私をたてて尊重してくれて、本当に好きなようにされてもらった。 もちろん、困っている時は助けてくれた。 いま思うと、そんな素晴らしい上司だった。 大きなリーダーシップで支えられていたことに今更気付く。 電話では、5年前と全く変わらない会話。 最後にひとこと。 「電話くれて本当にありがとう。嬉しかっ

【短編小説】魅惑の永遠快楽死パック

A.S.(アフター・シンギュラリティ)0020年。東京都。 大学の授業はアバターに頼んで、リアルの僕は、お昼にデートの待ち合わせだ。 「今日も雨かぁ。ジメジメしてて蒸し暑いなぁ。ほんと、梅雨明け早くしてほしいわ・・」 そう呟きながら、身体を覆うナノボットをオフにすると、不快な雨が全身に降り注いだ。 この不快感が、生きている感覚を呼び起こす。 カーツワイル(AI)が地球環境をコントロールするようになり、働くことや生活も必要がなくなった。することがなくなった人類は"刺激"

夢に出てきたお客様 〜法人営業の楽しさ

あまり夢は見ないほうだが、今朝起きた時は鮮明に覚えていた。 10年ほど前にお世話になった、いまでも仲の良い法人のお客様が登場した。 どこかからの帰り道のシーン。 私は、そのTさんに一生懸命なにかしゃべっている。 私は典型的な「しゃべりまくり営業」なので、一般的な営業からすると全く手本にならないスタイルだが、そのTさんは気さくで体育会系で聴き上手なかたなので、より一生懸命に話してしまう。 つけられたあだ名は「しゃべる回遊魚」 おかげさまでそのお客様とは、仕事の面でも本

【エッセイ】菖蒲色(あやめいろ)と鶯色のアジサイ

「淡い色あいがとってもきれいですよね」 「花びらがしっかりしているので、ドライにしても色合いもよくなるんですよ」 お花屋さんにすすめられ、迷わずにきめたアジサイ ひとつだとさみしいから2つにした 細い花瓶にかざると、ちょっと足元がぐらぐら 大きな花、大きな葉っぱ、しっかい太い茎、すごく元気だ 「淡い色がとっても綺麗だけれど、何色って言ったらいいんだろう?」 あわてて調べながら・・ ぴったりの色の名前を探す 「菖蒲色(あやめいろ)と鶯色(うぐいすいろ)かな」 日本の

【エッセイ】「異動」する日の気持ち

7月1日。 4月に人事異動する人も多いけれど 7月に異動する人はもっと多いうちの会社。 私も2年前の7月に今の職場に着任した。 今日がもし、着任する日だったら スーツを着て、ネクタイをしめて、社章をつけて 今日のような雨の日なら、濡れないようにタクシーでオフィスまでいくのかもしれない。 お世話になる上司にまずは挨拶 一緒に働く職場仲間に挨拶 簡単な自己紹介も考えたり 自分が着任する職場で成し遂げたい「ちょっとした夢」を語ったりするのかもしれない。 「異動」という言葉