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仁平幸春の考え

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制作に関する考え、その他雑感を綴っております
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2022年9月の記事一覧

工芸品と芸術品の性質の違い

私は普段、このnoteに書いている通り、全ての人為と人造物は等価なので、例えば工芸品と芸術品…

表現の自由とは言うけども「人としてどうよ?」というレベルになると、つまらないもの…

いくら芸術表現は自由だと言っても「人としてどうよ?」というレベルに行ってしまうと、面白く…

対立するものを作り出さなくて良い

私は、創作や、何かしらの考えの表明において、何かを否定することで自分の個性の輪郭を立たせ…

基本的な型を身に着けているから崩しても良いものになるのではなく、崩しが上手い人は…

これは、絵や書だけではなく、何事においても言える事です。 「基本が出来ているから崩せるの…

うまいもの食いの人たち

私が思う「本当のうまいもの食い」の人たちは、だいたいの食べ物から、良さを発見し愛でる事が…

柄の“かなり少ない”着物について

柄の少ない着物をつくるのは大変難しいです。 しかも、柄そのものが小さく、かつ、とても少な…

当工房の、作品制作の進行方法、並びに展示会の際の仕事の進め方

今回は、当工房「Foglia フォリア」では、日常の作品制作並びに個展や展示会用の作品を制作する際に、どのように仕事を進めて行くかを説明してみます。 (フォリアは和装染色品と絵画の制作・販売を行っております) なるべく具体的に書こう・・・と書き連ねていたら、長くなってしまいました・・・ それはともかく、 個展等で、まとめて作品制作する際には「日常制作しているものを溜めておいて出品する」のではなく、コンセプトを決めたり、時流を測った上で、テーマを決め、制作する事が多いで