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仁平幸春の考え

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制作に関する考え、その他雑感を綴っております
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記事一覧

ウチの弟子募集では、学歴・経験は問わないのですが・・・

ウチの工房は、親方である私が学歴も修行歴も所属も受賞歴も無いので、学歴や経験は不問です。…

強みでは無いところを押し出しても・・・

今回は、キモノの良さを伝えるのは難しいですな、という話題であります。 例えば キモノ姿で…

現代の手作りの和装を身につけるということ

布に芸術として自由に絵を描き、それを服にし、身につけるのではなく 素材と人間が向き合い、…

わたくし、人為・人造物にホンモノもニセモノも無いと考えます

良く、ホンモノ・ニセモノの議論が起こりますが、私は表題に書いたように、本来的には人為・人…

現場の勢いが作物に乗る

先日、オーストリアでピアノの調律師をしている日本人の方の番組をYou Tubeで大変興味深く拝見…

いわゆるアートが邪魔な場合がありますね

去年、2020年だったか?明治神宮に久しぶりにまいりましたら「明治神宮鎮座百年祭」という事で…

民藝的な美を産み出すのは大変難しい

民藝的審美性、その美というのは 職人が、そしてその地域が、美や創作など意識する事なく、日々の生業として当たり前にやっている事から自然発生的に産まれる美 ・・・なわけで、そういう意味では、民藝運動の人々が主張する通り「天才が作り出す美ではなく、凡人が作り出す美というものがある」わけですが、しかしそれはむしろ、ものづくりとしては、むづかしいです。かなり。 「意図すると、それを得られない問題」 が出てくるからです。 「それを知らなかったから自然に出来ていた」事が「意識した

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民藝は三つに分離したと私は把握しております

「民藝」は、柳宗悦並びに賛同者の人々の発見した 価値観 / 鑑賞方法 である、と私は把握し…

芸術家自身の言った事とその人の作品は必ずしも一致しません

これは、弟子に良く言う事でもあります。 多くの人が「芸術家の言う事を真に受けて、その芸術…

栗を食べる

工房構成員の甲斐凡子が「親方の栗の菓子を食わせろ」と言って、自分で国産栗を買って来たので…

焼きイチヂクのマルサラワイン煮

先日noteに載せました、たまに出張シェフなんかもします という記事に出てくるデザートの作り…

強い目的意識と計画を持たないとプロレベルの弟子を育てられないです

サスティナブル云々と良く言われますが職人技術の継承もそれです。 そんな話題を、個人的な体…

モノの肉体的実用性が失われても審美性が残る=審美性は実用的で寿命が長く強い

わたくし、このところ民藝系の話題を連投しております。 久しぶりに日本民藝館に行きました …

無銘性について

民藝では「無銘性」について云々あって、 例えばこんな 【「無銘性」=無名の職人によって作られ、名を上げるための仕事ではないこと】 民藝論の定義(?)のために、昔の民藝系の芸風の作家の作品は作品には銘を入れない、しかし自作を入れる箱の箱書きはする、なんて矛盾が起こってしまったようです。 しかし、私は民藝系の作家でも自分の作品に銘を入れても問題無いと考えます。 民藝のいくつかの宣言 自体、実際には柳宗悦自身が、それを絶対の教義みたいにはしていない わけですし・・・ 実

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