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妙高山麓 標高500m+の暮らし

今回は私自身の移住生活を標高を交えてご紹介できればと思います。妙高山麓は広いのでこの辺りはこういう感じなのね、と一部分でもイメージがよりはっきりとなっていただけると嬉しいです。

【前提】私自身は妙高温泉エリア(標高約500〜600m)に住んでいるので、この辺りを基点とした内容になります。

気温

雪国と言われる場所に住むなら、夏は涼しいところがいいですよね!

体感気温は個人差で違いはあると思いますが、元居た場所から5度も違えば変化を感じるのではないでしょうか。

実際に妙高温泉エリア(標高550mほど)に住んでいて体感的にも東京より涼しく感じています。実際に住み始めたのは秋口からですが、引越し関連で春夏頃に行き来していた時の経験です。

一般的に標高が100m上がると、気圧の関係で気温が0.6度下がると言われています。

ざっくりですが東京と新潟の平地でだいたい2度は違いがあり、更に標高500m上がるので3度、合わせて5度は下がります。空気の違いを感じたい方は標高による気温差を注目されるのもおすすめです!

山菜

少なくとも妙高温泉エリアでは家の庭やそこらじゅうに蕗のとうが生えていました。去年の写真を見るとこごみもおそらく生えます。この辺りは私自身がまだ山菜の知識があまりないのでかなり局地的な観測となります(^^;;

妙高で採れる山菜はかなり種類が多いので、今年は関山にある直売センターとまとでとにかく初めて見る山菜を買ってみては調理しています。

これまでで10種類近く制覇しました。蕗のとう・こごみから始まり、浅葱(アサツキ)・コシアブラ・野カンゾウ・アケビの芽・もみじかさ・ウド・山蕗(フキ)・つくしです。タラの芽・蕨(ワラビ)はまだこれからでしょうか。

※浅葱(アサツキ)は本来は山菜だそうです。つくしはお弁当の酢漬けを食べたのみで自分で調理してないです。

山菜採りは環境保全のために色々とルールがあります。例え数種類だけであっても、家の敷地や明らかに私有地ではない場所で自分達が食べる分だけ散歩気分で採取できるのは楽しいですよ。

白樺

北海道で見たあの白樺が新潟にも生えているのをご存知でしょうか。調べてみると長野県の高千穂高原が本州では一大生息地だそうです。

あの真っ白な精悍な佇まいは銀世界と相まってなんともいえない存在感がありますよね。

残念ながら妙高温泉エリアで白樺はほぼ見られず、標高800mの池の平や赤倉からちらほら出てきます。白樺林のある場所は濃い霧がたちやすく、これまた幻想的です。

車で10分の距離なので標高を登っては白樺にうっとりしています。笑

おわりに

余談ですが、、、10月に妙高高原でもスキー用のゴンドラが紅葉の見頃に合わせて期間限定で数週間稼働します。

大迫力の紅葉写真に後押しされて、我が家も一番近い妙高杉ノ沢スキー場のゴンドラに乗って観に行きました!山頂駅で降りてみると、紅葉どころかなんと雪が積もっていたんですね。

家からゴンドラまで車で10分、ゴンドラ乗車時間15分なので、約30分での景色の変わりように衝撃というかサプライズ感がすごかったです。看板を見てみると、そこは標高約1500m地点でした。

その頃は平地で最低気温10度を下回る日がでてきた時で、確かに計算すると夜であれば雨から雪に変わっていてもおかしくないんですね。この出来事から標高に目を向けるようになりました。

さらに、新潟は道路整備がしっかりしていて、妙高や上越までバイパスでほぼ一直線・信号ほぼなしで移動できます。しっかり山の暮らしを楽しみながら、救急病院や市役所がある市街地へも30分程度で行けるのが妙高高原の良さですね。


以上となります。横だけでなく、標高をかけのぼって縦にも移動できる山の醍醐味を感じていただけましたでしょうか。ご覧いただきありがとうございました!

投稿日:2022-05-01
移行日:2023-03-18(ブログに投稿していた記事をnoteに移行しました)

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