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【2021年全体】新作映画100本観た大学生の性癖爆発ランキング

2021年。大学受験が昨年末に終わって自由登校期間だった1〜3月や大学の夏休みの7〜9月など、たくさん映画を観る時間が持てた1年だった。パルシネマしんこうえんや塚口サンサン劇場に通い始めたり、ドルビーシネマやIMAX、4DX、3Dなどを初体験したりもした。

そんなこんなで2021年公開新作映画は100本!

ちょっと遅くなったけど、自分なりのベストを発表

■残念ながらNOT FOR ME

ハチとパルマの物語
アナザーラウンド
ノマドランド
ミナリ
アオラレ
潜入
ファイヤーブレイク
戦場のメリークリスマス
ジェントルメン
キング・オブ・シーヴズ
どん底作家の人生に幸あれ
約束の宇宙
ローグ
ジャスティスリーグ/シュナイダーカット
太陽は動かない
モキシー
ウォーデン
ハッピー・バースデー/家族といる時間
ジャスト6.5

■普通だった

スカイラインー逆襲ー
エヴァ
リーサル・ストーム
シンクロニック
SEOBOKU ソボク
スワロウ
ステージマザー
SNS少女たちの10日間
ゼロワンothersバルカン&バルキリー
ゼロワンothers仮面ライダー滅亡迅雷
サイコゴアマン
ドント・ブリーズ2
ホーム・スイート・ホーム・アローン
名探偵コナン/緋色の弾丸
るろうに剣心 The Final
名探偵コナン/緋色の不在証明

■他のベストに入れたので外している

バック・トゥ・ザ・フューチャーPARTⅢ/4K修復版
レイダース/失われたアーク/4DX
MISSフランスになりたい
43年後のアイ・ラブ・ユー
心の傷を癒すということ
この世界に残されて
ブラックバード
ジャングル・クルーズ
コンティニュー
Mrノーバディ
ガンズ・アキンボ
21ブリッジ
フロッグ
ドアマン
グリーンランド
プロジェクトV
燃えよデブゴン
ゴジラvsコング
ゾンビ津波
剣客
インビジブルスパイ
クリスマス・ウォーズ

■悩んだ結果、次点

ドント・ルック・アップ
ザ・スーサイドスクワッド
シャン・チー
レイジング・ファイア
空白
ミッション・マンガル
ザ・スイッチ
恋する遊園地
イン・ザ・ハイツ
エターナルズ
コレクティブ/国家の嘘
ザ・バッドガイズ
モーリタニアン
野球少女
グランパウォーズ
パーム・スプリングス
レッド・ノーティス
チック・チック・ブーン
17歳の瞳に映る世界
プロミシング・ヤングウーマン

■BEST20

▷20th:『わたしの叔父さん』

音楽は無く、台詞も少なめ。「無音」なシーンがかなりある。特に何か起こるわけでも無く、盛り上がりポイントがあるわけでは無い。でもそれが日常を切り取ったかのようでリアルだった。途中からとある姪と叔父のやり取りをただただ見せられている。それが良い。

▷19th:『ザ・スーサイド・スクワッド/"極"悪党、集結』

もう最高!ジェームズ・ガンがやってくれました!女性の胸や男性の局部が映るシーンがあったが、小学校低学年男子が面白いと思う形をしていた。『007/ゴールドフィンガー』のオマージュもありながら、ゴア描写もしっかりあって楽しかった。血が沢山出てくる場面で、血が花に変わる演出が面白かった。今更遅いよ?(笑)悪党たちのチームのはずなのに、最後はヒーローになっていく。彼らの姿を見て最後涙が出た。

▷18th:『最後の決闘裁判』

3人の視点であったのか分からない強姦を観て行く濃厚激重映画。強姦では妊娠しないと信じられていた時代。嘘をついていなければ、決闘をした時に神様が守ってくれるから生き残ることができる。よって、生き残った者の主張が正しい。そんなことが信じられていた時代の話。見返したいとは思わないけど、見る価値はあり!

▷17th:『クルエラ』

ディズニーに思い入れはなく、作品としての出来は高いが面白いとは思わない。ほとんどのディズニー作品でそのような感想を持つことが多かった私が、2回観に行くほどハマった映画。エマ・ストーンのエステラとクルエラの演じ分け、美しすぎるクルエラの衣装の数々…。見どころは溢れるほど。アニメ版『101匹わんちゃん』とは違う新たなクルエラ像を確立したので、ノレない人もいると思う。しかし、リメイクするならこれくらい更新しないと意味がないと思うし、成功したのではないだろうか。

▷16th:『ジェームズ・ボンドとして』

イメージがつくことを嫌い自ら降板したショーン・コネリー、傲慢な態度で降ろされたジョージ・レーゼンビー、年齢的に降板したロジャー・ムーア、作品の不発で単発で終わったティモシー・ダルトン、契約切れピアース・ブロスナン…etc 歴代ボンド俳優の誰を撮ってもここまでのドキュメンタリーを作ることは出来なかっただろう。好きなクレイグ=ボンドがもっと好きになる映画。

▷15th:『ONODA/一万夜を越えて』

終戦番組などでたまに特集されることもあった小野田寛郎氏。彼は終戦を知らずに数十年間もジャングルの奥地で戦い続けていた。3時間の長編映画だが、これは小野田さんの任務の長さ。2人の俳優が青年期、中年期を演じ分ける。

▷14th:『ファーザー』

今夏、曽祖母を認知症で亡くした。初曾孫で可愛がってくれていたのに、認知症発症後はだんだん私のことも忘れていき、最後は誰かもわからなくなってしまった。その時の曽祖母の混乱を追体験するような映画だった。アンソニー・ホプキンスの演技が完璧。

▷13th:『素晴らしき世界』

世間は想像以上に冷たい。出所者の再犯率が高い理由が何となく分かった気がする。不器用な三上と六角精児のやりとりで心が温まる。

▷12th:『浜の朝日と嘘つきどもと』

大久保佳代子の役どころが最高!

名画座に毎週のように通っている身としては、映画館が潰れるとなれば同じことをするだろうな。

▷11th:『ひとくず/ディレクターズ・カット版』

『ニューシネマパラダイス』『Uボート』など、ディレクターズカット版は無駄なシーンも追加されがちだ。しかし、仕方なくカットされたであろうシーンも組み込んで再編集されていたので、オリジナル版よりも良かった。もちろん、オリジナル版も良いのだが。

詳しくは↓

▷10th:『テン・ゴーカイジャー』

これは入れなければならない。シンケンジャーを途中から見始めて、ゴセイジャー→ゴーカイジャー→ゴーバスターズと夢中になっていた世代。もう10年も経ったのかと時の流れを実感。10年経っても変わらぬカッコ良さを見せてくれた宇宙海賊の彼らに感謝!ゴーカイチェンジで泣いてしまった。

▷9th:『MINAMATA-ミナマタ-』

原作はユージン・スミスの写真集。教科書では2〜3行でしか書かれていない水俣病のことを映画化した『ローグ・ワン』ような作品。水俣訴訟は敗戦国の戦争嫌いの日本人が最後に起こす戦争。ジョニー・デップ演じるカメラマンは、酒飲みで、家賃滞納しており、だらしのない印象。しかし写真となると、「撮られた人の魂を取るということだから、真摯に向き合う」という強い信念の持ち主。

▷8th:『スタントウーマン/ハリウッドの知られざるヒーローたち』

女性がドレスを着て戦うアクションシーンはプロテクターを付けることができない。だから生身でやる。車にはねられる練習をするには、実際にはねられるしかない。キアヌをも投げ飛ばす。女性アクションの裏側に迫ったドキュメンタリー。差別的な扱いを受けていた暗い歴史から、昨今の事情まで。アクション映画の見方が180度変わる映画。

▷7th:『クーリエ/最高機密の運び屋』

キューバ危機の時、実在したセールスマンがスパイとして活躍する話。世界中飛び回れる職業だから、怪しまれずに秘密を祖国に持ち帰ることができる。訓練を受けたプロではないため、緊張感が凄い。スパイ映画としても面白いのだが、男の友情物語でもあるのが今作最大の魅力。辛いシーンではあるのだが、ガッツポーズをしたくなる場面が出てくる。主演ベネディクト・カンバーバッチの役作りも見どころ。ある場面の撮影のために、減量して臨んでいる。

▷6th:『キングスマン/ファースト・エージェント』

ロジャー・ムーア=ボンドが大好きな監督マシュー・ボーン。コメディ路線だった過去2作から一転して、シリアスな戦争×スパイ×アクションに。作風的にもそうだが、終盤の舞台から見ても『007/ユア・アイズ・オンリー』のような作品に仕上げたかったんだと思う。過去作の良さだったグロ×コメディ×アクションは無くなってしまったので賛否両論は当たり前だが、この路線の方が個人的には大好き。ただ、007がシリアスになったけど過去のコミカルな作風と誇大妄想狂のヴィランと悪の組織が良かったよね?ってことでと作られたのが『キングスマン』。1本の戦争×スパイ×アクションとしては良かったけど、『キングスマン』としてはどうなのだろうか?個人的には1番好きだけど。

▷5th:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

正直、映画として完璧だとは思わないし、007としてもどうなの?って思うところもある。『カジノロワイヤル』で金髪青い目で大規模アクション… お約束を破って始まったクレイグ版ボンド。やはり最終作も、ここまで様式美から逸脱しないと終われないよね。あの終わり方は良かったと思っている。今作のために全25作見直したファン歴1年半のピアース・ブロスナン推しで、ボンド自体に思い入れはないが、想いはある。ありがとう007。

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▷4th:『ブラック・ウィドウ』

MCUの推しナターシャにやっとスポットライトが当てられた!それだけで感無量。ナターシャはレッドルームから抜けて、クリントにスカウトされてSHEILDへ。アベンジャーズ結成前から活躍してきたのに、彼女の過去は謎のまま。オリジン描かれるのかと思ったら、レッドルームに連れていかれた幼少期から『シビル・ウォー』後の逃亡生活、『インフィニティ・ウォー』参戦までの空白期間のみ。超人血清を打っているのかも、分からないまま。

そんな思い入れもありつつ、家族愛を描いた映画としての完成度の高さ。ダメ親父のアレクセイ、スマートママのメリーナ、エレーナ、ナターシャ…。彼らは血縁関係は一切ない疑似家族だけど、任務でも一緒に過ごした時に絆が生まれてる。

そしてスパイ要素もしっかり抑えていること。ストーリーはもちろん、『007』『ミッション・インポッシブル』などのスパイ映画のオマージュも満載。ナターシャが『007/ムーンレイカー』を観ていて台詞も覚えてるシーンがまさかの伏線になるとはね。スパイ映画好きとして、ナターシャ推しとして、大満足の1本。MCUで間違いなく一番好きな作品!

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▷3rd:『ソウルメイト/七月と安生』

▷2nd:『少年の君』

特に新たな試みなどは無いが、1秒1秒が芸術作品と思えるほど美しい。中国の激化した受験戦争&住む世界の違う2人の友情を描く作品。

▷1st:『ミアとホワイトライオン/奇跡の1300日』

上半期から1位だけは変わらなかった。なんとかく面白そう!というだけでジャケ観したが、アタリを引いた。観終わってから「1位の映画だ!」と思えたのはこの映画だけ。少女とホワイトライオンの友情物語かと思いきや、現代の南アフリカの社会問題まで取り扱っていて驚いた。しかもCG無しで3年かけて少女とホワイトライオンの種を超えた絆を映していたのは感動した。

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■まとめ

1位〜5位
6位〜10位
11位〜15位
16位〜20位

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