日常所感 ブスか美人か

ブスか美人か、絶対にどっちかに分けないといけないならば、わたしはブス側の人間だろう。
体重は平均より20kg重いし、顔がデカい。鼻が上を向いている。目は二重だが大きくない。
だがしかし、わたしはあまりブスで困ったことがない。
正確に言えば『大人になってからは』ブスで困っていない。
小学生とか中学生は恐ろしいほどルックス主義なので、わたしもなんやかんや言われたことがあった。18歳でホステスやっていたときは「お前みたいなブス見たことない」なんて言われたこともある(そのときは、"珍しいものが見られて良かったですね! ウーロン茶ください!"と言った)。
ブスは見下して良いという考えは、残念ながらまだある。
今はコンプラが厳しくて声高にブスとはみんな言わなくなったし意識も変わってきたのだけど、まだ見下してくるやつはいる。

そんなときやったほうが良いのは、美人になる努力より、やりたいことに一生懸命取り組む、結果を出すことだと思う。

もちろん美しくなる努力も大事だ。身なりを整えると気持ちが上がるし、きちんとしていれば周りの目は変わる。
でも、それよりも大切なことは仕事(やりたいこと含む)を頑張ること。

綺麗事やん、と思われるかもしれないけど、まあ聞いてほしい。
あなたは、頑張ってる人を前にブスとか言えるかい?
ブス、よりも、頑張ってるなあ、すごいなあ、が先にきませんか?

だから最初は結果が出なくても良い。結果が出ていなくても本気で頑張っている人間に悪口は言いづらい、言えないのだ。
言ったら、言ったそいつが悪者だと思われるから。

......なんでブスばっかりそんなに頑張らないといけないんだ? という声が聞こえてきそうだが、ブスも美人も頑張らないとダメだ。社会はマジで甘くない。かく言うわたしもまだ『大きな結果』は出せておらず、
ただ毎日、小さく小さく頑張っている。
自分のゼミを受講してくれる人のために少しでも良いレッスンをしたいし、そのためならどんな労力も惜しまない。
そんなふうにしていたら、舐められることはなくなった。

そして、この『頑張る』は『我慢する』と違う。

やりたいから、最善の方法を考えて尽力しているだけなのだ。

......それはあなたのケースだけでしょ? と思われそうだが、そんなことはない。
別にやりたいことがない人は、なくていい。
ただ、働いているなら自分に与えられる役割をまっとうすること。これだけでもいいと思う。
そして、もしできそうならば、手が空いたとき他を助ける。自分が大変ならSOSを出す。
これが出来ればもう舐められない。
というか、ここで見下してくるやつはマジでそいつが悪者だ! 周りに嫌われているぞ安心しろ!
(まあ、適度に舐められているのは楽なんだけども......それはまた別の記事で)
社会人は、やることやってりゃ大丈夫!
学生のときつらい思いした人も、いまつらい人も巻き返せるからね!

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