生まれて50年経ちました
人生50年の節目となる誕生日を、あろうことか病院のベッドで迎えることになってしまい。
夫と息子が入院前にお祝いしてくれた。
初めて買ったチーズケーキは甘過ぎなくて美味しかった。ホールケーキ3等分にして、3人ともたいらげてしまった。
夫にプレゼントは何がいいか聞かれてリクエストしたのは、藤原実資の「小右記」。
大河ドラマ「光る君へ」で、ロバートの秋山竜次さんが演じている藤原実資の日記。
ドラマの中で、実資が自分の思ったことや愚痴を奥さんに言うと、「くどい!日記にお書きなさいよ」みたいなことを言われ、「日記になど書くか!」的に返すやりとりが何度かあり、結局日記に書いていると知って読みたくなったわけ。
調べたら実資は90歳までの長生きで、日記は60年分以上あり、とんでもない量だったので、ドラマの時代考証も担当されている倉本一宏さん編の、おもしろい記事抜粋版を買ってもらった。
それでもかなり厚い本だが、入院中にちょっとずつ読んでいる。
夫よ、いろいろありがとう。
それから、息子がどこかにしまっていたらしいプレゼントを出してきて、「おめでとう」と手渡してくれたのがこちら。
千葉に行っていた時、おばあちゃんと一緒に買い物に行った際に買ってくれたそう。
私はナッツ類とドライフルーツが大好きなので、それを思って選んでくれたみたい。
ちゃんと、お誕生日おめでとうのラッピングだった。
かなり前から用意してくれてたんだな、嬉しい。とてもおいしかった。
そして誕生日当日、大学生で家を出ている娘から来たLINEがこちら。
相変わらずあっさりしてるな、娘よ。
でも入院中、娘がちょこちょこLINEをくれる。娘なりに心配してくれているのだろう。
暇つぶしになりそうなネタも送ってくれる。
家族に感謝の50歳の誕生日。
左腕動かすと痛いけどね。
もう少ししたら、夫と息子が面会に来てくれるらしい。
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