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全然ダメだけど全然いい

朝8時半にスタジオに行き、前日の洗濯物を取り込んで掃除。玄関から道路への外階段には飛ぶ練習をしてるツバメちゃんたちがきっとご好意で落としていってくれた大きな『ウン』がふたつも。「運がつきそうだよー。ありがとねー」と独り言を呟きながら掃除。

オンラインクラスをして、サクッとランチをしたらお客さま登場。かれこれ15年ぐらいセッションを受けてくださっているお客さまに新しいマシン『ジャンピングストレッチングボード』のご紹介セッション。
新しい刺激にキャアキャア言いながら、終了。


その後、スタジオのオンライン部屋で解剖学関連のオンラインワークショップと英会話。提供する立場から受ける立場へ。スタジオでその切り替えをするのは、いつもなかなか面白いなと思う。視覚から入る情報はホストであるときと同じなのに、あたまの中の意識は『give』より『receive』。変わらないことと変わることがからだのなかで入り乱れて不思議な感覚。


夕方はかわいらしい女子高生とのセッション。手足が長くて顔が小さい。ステキ。
彼女をみるといつもそう思う。
「ゆきえさん、お料理上手ですよねー』と褒められる!女子高生にお料理を褒められて、もじもじしてしまう。
ありがとねー。うれしいよー。
でも、10代の女の子にほめられると照れくさくて素直になれない。なんだよ、それ。


セッションして、スタジオの備品の洗濯。
片づけしながら、12時間スタジオにいたことに気がつく。
洗濯機を回しながら、インスタグラムを覗く。


みんな楽しそうー!
充実度150%な感じがプンプン匂うぜー。
うらやましいぞー、こんちくしょー!
わたしなんて一日中スタジオにいて、仕事以外なんにもしてないんだぞー。
全然ダメダメなんだぜー。わーん!


泣きたくなって気がつく。
あれ?何がダメなんだろう?


ツバメちゃんたちは「運がつくように」ってウンを落としていってくれたし、オンラインクラスはオーストラリアから参加してくれるかたもいて、気持ちよくて楽しい時間だった。
気心がしれたお客さまとのセッションはもちろん、女子高生とのセッションももしわたしに娘と孫がいたら、そのあいだってこのぐらいの年齢なんだろうなー。とか妄想しながらいっぱい動いていっぱい笑った。


解剖学関連のオンラインワークショップも情報が整理されててとってもわかりやすかった。今まで受けた解剖学関連のワークショップでいちばん理解が深まった。英会話もちょっとずつだけど複雑な文章を作れるようになってきた。


自分がしたこと、事実、それにともなう感情を感じたら、全然ダメじゃない。
むしろ全然いい。
自分の内側じゃなく、自分の外側に意識を向けちゃったのでダメだったんだな、おれ。
「楽しそう」「しあわせそう」「おいしそう」とか。「〜そう」にむっちゃ弱い。
その言葉に「うらやましさ」が募り、ちゃぶ台のごはんを全部ひっくり返す星一徹みたいな気持ちになる。

でも、感じればわかる。
どんなに地味でも(そう?)どんなに仕事ばっかりでも(ま、確かにね)わたしの内側が『いいっ!』ならOK。

特別なことはなんにもなかったけど、全然いい。すごくいい。そんないちにちだったよ。

てへ。

ちなみにトップ画像はご近所の酒屋さん。
『NO LIQUOR, NO LIFE』

わたしだったらなにかな?
なんて言ってみましたが、GYROTONIC®︎以外ほかになにがあるってんだー。


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