そろそろまっすぐ顔をあげる。
遠い国へ一人で向かっているとき。
着陸1時間ぐらい前になると、すこぶるドキドキする。なぜなら飛行機を降りたその先は自分で決めて、前に進むから。荷物をピックアップして、タクシーに乗って、ホテルに行く。たったそれだけでも自分でやらないと何も進まない。
タクシーに乗って英語で行き先を告げる。ホテルでチェックインする。多くの場合、翌日か二日後からジャイロトニック®︎やジャイロキネシス®︎のトレーニングコースに参加するための旅。なので、ホテルに着いたら『いざ!周辺散策!』。スタジオの場所を調べたり、マーケットにお水やおやつの買い出しに行ったり。実は、気が小さいわたしにとってそのぐらいのことも結構なドキドキです。
緊急事態宣言が延長されました。気がつけば1か月以上、電車に乗ってない。中学は徒歩圏内だったし、高校は自転車で通っていたけど、予備校時代から今まで、一か月以上、電車に乗らなかったことってあったっけ?と考えています。海外に行っているときはその場所によっても電車に乗らないこともあるけれど、それともまた違う。日本にいて当たり前のように毎日を過ごしているなかでこんなに電車に乗らないのは初めてかも。
ここでの最初の一歩はいつ、どんなふうになるのかな? そう思ったとき、最初に書いた遠い国に一人で行くときのことをふと思い出した。自分で決めて、自分で前に進む。その一歩を踏み出したい!とわたしに思わせてくれるものって、なにかな、と。
おうちにいても好きなことは思ったよりもカンタンにできる。海外の先生のオンラインクラスは受けられるし、ほしいものだってオンラインで買える。友達とだって、オンライン飲み会ができちゃって、なんならチューリッヒやスウェーデンの友達とLINEで長話して、もはや世界の距離すら感じなくなっている。
でも。だからこそ、最初の一歩は、今のわたしが本当に向かいたい一歩にしていきたいなと思う。楽しいこと、大好きなこと・・・このおうち時間で高まった自分の純度を大切に、新しい生活に向かっていきたいなと感じています。まだ外出自粛は続いているし、今すぐに最初の一歩を踏み出すわけじゃないけれど単に「もとに戻る」ためにじゃなく、少しでもドキドキする何か新しい、そんな一歩になったらうれしいな。
なので、気持ちとからだは少しずつ動き出しています。前に進んでいくために。重心移動しないと最初の一歩は出ないから、そのためのからだと気持ち。誰かに押してもらうのもいいけど、わたしは背中を押してあげるほうが好きかな。だって、わたしのやっているジャイロトニック®︎とジャイロキネシス®︎は『The Art of Exercising and Beyond®︎』なんだものー。
「もとの生活に戻る」じゃなくて、新しくてワクワクする一歩を踏み出したいかた、喜んでお手伝いします。オンラインでリハビリしてからお外にGo!も全然アリです。
ゆっくりだけど、確実に。もしかして下を向いていたかもしれない顔をまっすぐにあげていこう。と、言い聞かせてます。
なので、やっちゃうもんね。えへへ。考えるよりまず行動。
ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。